富士山の六合目に7歳の息子を置き去りにしたまま父親が登山を続けた問題を2026年8月21日放送の「LiveNewsイット!」(フジテレビ系)が取り上げ、専門家が「登山は一番弱い人に合わせて登るべきもの」と注意を促した。「ここで置いていくぞ」という父親の声が聞こえた番組は、20日午前7時40分ごろ、富士山六合目の山小屋スタッフから「子どもが一人で置き去りになっている。今ベンチに座っている」と救助を求める通報があったことを報じる。救助されたのは名古屋市の7歳の男子小学生。男の子を保護した山小屋のスタッフに話を聞くと「朝の7時ごろに親子げんかみたいな声が聞こえて外のベンチを見たら男の子が座っていて、『本当に置いていくぞ』とか『ここで8時間待つのか、寒いぞ』と父親の声が聞こえた」。他の山小屋スタッフによると「疲れたと訴える男児と父親が口論、気づいたら男児が1人になっていた」という。連絡を受けた七合目の山小屋のスタッフが登ってきた父親を発見、警察は父親を呼び出し、注意してから男児を引き渡した。「登山は一番弱い人に合わせて登るべきもの」親子で富士山登山を楽しむケースも少なくない。子どもを置いていくというのはどういうことなのか。登山教室「KuriAdventures」を開いている栗山祐哉さんは「子ども連れで富士山(登山)そのものがだめということではなくて、体調管理をしてあげながら登る分には失敗することも含めていい体験になる。しっかり安全管理はしていただきたい。そもそも登山は一番弱い人に合わせて登るべきもの。仮に大人であっても一緒に下山すべきで、ましてや7歳の子どもを置いて山に登ることなどどんなトラブルが起きてもおかしくない。絶対にNGな行為」と話す。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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