「冷やし蟹ラーメン」食中毒問題 「見た目や匂いでは汚染の判断ができない」と識者が指摘

   東京・麻布十番の夏祭りに出た「冷やし蟹ラーメン」で集団食中毒が発生した問題を2026年9月4日放送の「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)がとりあげ、食中毒から身をまもる方法を紹介した。

  • 麻布十番納涼まつりの様子(今回の騒動と無関係の写真です)
    麻布十番納涼まつりの様子(今回の騒動と無関係の写真です)
  • サルモネラ属菌(米国疾病予防管理センターのライブラリより)
    サルモネラ属菌(米国疾病予防管理センターのライブラリより)
  • 麻布十番納涼まつりの様子(今回の騒動と無関係の写真です)
  • サルモネラ属菌(米国疾病予防管理センターのライブラリより)

「少量でも感染して発症する恐れ」

   8月22日から2日間、東京の麻布十番で開かれた納涼まつりで、地元の割烹店が作った冷やし蟹ラーメンを食べた男女78人が食中毒にかかった。症状は発熱、腹痛、下痢の3つで熱が38度ほどだったと冷やし蟹ラーメンを食べた人の話を紹介する。複数の患者からはサルモネラ属菌が検出されたという。

   感染症に詳しい藤沢市民病院の清水博之医師によると「サルモネラ属菌は細菌の一種で、少量でも感染して発症する恐れがある。見た目とか匂いでは汚染の判断ができないのが特徴的、熱に弱い細菌なので食品の中心部を75度で1分以上加熱することで死滅する」と話す。

「買う側が気を付けるのは難しい」

   今回食中毒が起きた地域を管轄する港区みなと保健所の「買う側が気を付けるのは難しい、作る側に保健所が事前に伝えた注意点を徹底してもらうしかない」とのコメントを番組が紹介した。

   買う側の注意点について清水さんは「肉類などを生や加熱が不十分な状態で食べない、特に重症化しやすい子どもや高齢者は十分加熱したものを選ぶことが大事だし、食品を長時間放置しないといったことが大切になってくる」と注意を促した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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