福岡県議、今度は「タイタニックごっこ」で炎上 国民・大田氏は県連代表辞任、自民・林氏は流出を疑問視

   国民民主党福岡県連の代表を務める大田京子県議が2026年9月5日、Xを通じて代表を辞任する意向を表明した。

  • 福岡県庁と議会の関係が問われている
    福岡県庁と議会の関係が問われている
  • 国民民主党福岡県議の大田京子氏(県議会のプロフィールページから)
    国民民主党福岡県議の大田京子氏(県議会のプロフィールページから)
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タイ・バンコクでの送別宴で「タイタニックポーズ」

   福岡県議会をめぐっては、蔵内勇夫前議長について高額な海外視察や、正副議長ポストをめぐる金銭接受疑惑が浮上。8月17日には、金銭授受疑惑を告発した吉松源昭県議が議長職の辞職勧告決議案を提出するも、緊急動議で採決が中止になるなど混乱が続いていた。蔵内氏は25日、議長および県議を辞任している。

   こうした中、問題となっているのは選挙や政治をテーマに扱うWebメディア「センキョタイムズ」が3日に公開したとある写真だった。

   24年1月26日にタイ・バンコクで開かれたバンコク都議会主催の福岡県議会訪問団の送別宴の際に撮影されたものとみられる写真で、大田氏と蔵内氏が壇上に立ち、映画「タイタニック」の主人公ジャックとローズが、船首で両手を広げて立つポーズをまねていた。

   なお、別の写真では県政PLUS県議団(旧民主県政県議団)の豊福るみ子県議や、自民党県議団の林泰輔県議も同様のポーズを披露している。

   この写真はSNSでも拡散され、波紋を広げた。中にはAI生成機能を使い、大田氏らを博多人形風に加工した画像なども投稿されていた。

「公務に臨む者としての緊張感と自覚が足りておりませんでした」

   大田氏は4日、Xを更新し「一部メディアで掲載のあるタイ訪問時の写真について、公務で訪問している県議会議員として、適切なものではなかったと深く反省しております」とのコメントを公開した。

   「県民の皆様がこの写真をご覧になり、不快な思いや疑問を抱かれることは当然のことだと受け止めています。公務に臨む者としての緊張感と自覚が足りておりませんでした」とし、「現在、議会改革や政治倫理の徹底を訴えているからこそ、過去の自分自身の行動についても例外なく省み、改めるべきことは改めてまいります」とおわびしていた。

   続く投稿では、「これまでの海外活動のあり方を改めて見直すと共に、今後当面の間、海外活動への参加を控えることとしました」と報告。

   翌5日夕には、「本日、県連代表を辞任する意向を表明しました」とした。

   「県議会を巡る一連の諸問題を重く受け止めるとともに、県連設立5年の節目に次の体制へバトンを渡します」とし、書面で詳細を明かしたものだ。

   大田氏は「このたび、福岡県議会を巡る一連の諸問題について、県議会議員の一人として、その責任を重く受け止めています。また、私自身、海外視察における振る舞いについて反省すべき点があったことも、真撃に受け止めており、改めて深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪した上で、県連の設立から5年の歩みを振り返っている。

「『どのような意図』で外部に提供されたのか」

   同じく「タイタニックポーズ」での写真が波紋を広げていた林氏も4日、Xで声明を公開した。

   「このたび、私が写った画像がSNS上で拡散され、多くの方々に不快な思いを抱かせていることに率直にお詫び申し上げます」とした上で、パフォーマンスを行った理由については「主催者のおもてなしの『生バンドの演奏』で映画のテーマ曲が流され、会場全体を盛り上げる意図で同期の県議と映画を想起させるポーズを取ったもの」と説明。

   「私の行為が公務として著しく節度を欠き、またバンコク都議会との関係を悪化させるものであったのであれば、事実に基づく検証を受け、その結果について責任を負います」としつつ、「一方で、バンコク都と福岡県は、長年に渡り友好関係を築いており、私もこの訪問により、バンコク都の若手議員との親交を深め互いの連絡先の交換や、SNSにて近況を報告しあう関係を構築いたしました。これは将来の両都市の友好関係の発展に資するものと考えております」と主張。

   「今回、『地域間外交の公式行事』で『個人的』に撮影された画像が、『どのような意図』で外部に提供されたのかは、ガバナンスの問題として重く受け止めております」とした。

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