LINEヤフー(Yahoo!JAPAN)のインターネットオークションサービス「Yahoo!オークション」および「Yahoo!フリマ」が2026年9月8日、従業員による不正疑惑が発覚しキャンペーンが中止となっていた回転寿司チェーン「くら寿司」と「ちいかわ」のコラボキャンペーンをめぐる対応を報告した。限定フィギュアなど当たりが出ず「横領しているのでは?」問題となっていたのは、くら寿司が8月21日から実施していたキャンペーンだ。限定フィギュアなどが当たるミニゲーム「ビッくらポン!」をめぐって、SNSでは「景品のフィギュアが当たらない」との投稿が相次いだ。フリマサイトでは景品が大量に出品されていたことから、「従業員が横領しているのでは」との疑惑も浮上していた。くら寿司側は当初、景品についてはランダムに補充しており、種類に偏りが生じることがあると説明していたが、9月2日になって事実関係の調査開始を報告。5日には「当社の従業員による不正行為が判明した」として謝罪、同キャンペーンの中止を発表していた。くら寿司は「不正行為」の詳細については明らかにしていない。一方で、SNSではフリマサイトなどでフィギュアなどを大量に出品している不審なユーザーについて、複数の投稿が上がっていた。また、先着プレゼントの「湯呑み」を店舗での配布前にフリマサイトで販売していたケースや、本来は非売品であるキャンペーンの「のぼり旗」の出品も確認されていた。「不正な手段で入手した商品等の出品を禁止しています」Yahoo!オークションは8日、公式サイトのお知らせページを更新し、「くら寿司株式会社キャンペーンに関連する出品について」との声明を公開した。「現在、くら寿司株式会社より、キャンペーンの実施に際して従業員による不正行為が判明した旨が公表されています」とした上で、「Yahoo!オークション、Yahoo!フリマでは、不正な手段で入手した商品等の出品を禁止しています」と説明。具体的なガイドラインを挙げ、対応について明かした。「本件に関連する商品についても出品状況を確認しており、不正に入手されたことが疑われる出品については、出品者への入手経路の確認や、確認結果に応じた措置など、必要な対応を進めています」という。「確認にあたっては、出品者から回答があった入手経路や商品の保有状況等の情報、当社が保有する出品・取引情報との整合性などを総合的に確認します」とし、「関係事業者や捜査機関から情報提供を受けた場合は、その情報とも照合します」とした。「メルカリとは違うというところを見せてほしい」同キャンペーンをめぐっては、フリマアプリ「メルカリ」の公式Xアカウントも7日、「くら寿司株式会社と連携し、不正に入手された疑いのある出品商品の削除などの対応を実施しています。引き続き同社と連携し、必要な対応を進めてまいります」と報告している。SNSでは、オークションサービスやフリマアプリなどでの対策について、一定の理解を示す声もある。一方で、現在も複数の出品があることから、具体的な対応が不十分なのではないかとの指摘も少なくない。Yahoo!オークションによる声明に対しても、「メルカリとは違うというところを見せてほしい」「コメントだけでなく実際の対応で示してもらいたい」といった声が上がっている。
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