アルピニストの野口健さんが2026年9月9日、閉山目前の富士山に滑り込みで登り、遭難する登山者が相次いでいることについて、Xで思いをつづった。「大変危険です! 命を守る行動をお願いします!」富士山の開山期間は、山梨県側・静岡県側の各ルート問わず、例年9月10日までとなっている。富士登山公式サイトによると、「安全上の理由から道路法第46条の規定では、富士山五合目~山頂の登山道は『通行禁止』となっています」という。閉山中は救護所・山小屋が営業しておらず、「気象条件の厳しい富士山においては猛烈な吹雪や突風に見舞われる事が多く、大変危険であり、山岳遭難のリスクが極めて高いです」としている。閉山の前日となった9日、富士山周辺では天候が悪化。静岡県が運営する「静岡県富士登山安全情報」のXアカウントも、8日夕には「天候がかなり荒れてきました。雨風対策をしっかりすると共に、場合によっては中止や下山など安全面に十分考慮した判断をして下さい」と投稿していた。9日早朝には、「かなり雨、風が強いです。安全確保のため、状況に応じて入山を検討してください」「雨風共にとても強いです。登りに来られた方も、帰られた方多数です。大変危険です! 命を守る行動をお願いします!」などと呼びかけていた。「富士山登山を強行された人がいたことに驚き...」こうした中、野口さんは朝日新聞による「富士山閉山前日に遭難相次ぐ 2人が心肺停止 厳しい気象が影響か」との報道を引用し、「この激しい天候の中で富士山登山を強行された人がいたことに驚き...」と困惑を示した。「特に富士山の場合ば悪天の時に登山道の閉鎖ぐらいした方がいい」(原文ママ)と、物理的な対応も必要ではないかとした。「また、静岡県サイドには富士山レンジャーが存在していないのも問題」と指摘している。野口さんの投稿には、「強引に登る人のせいで複数の人を危険に晒している」「救助の有料化をすべきだと思う。ペナルティがなければ、強行した人が得をしてしまう」などとする声が寄せられている。
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