元BreakingDown選手で「闘う料理人」のこめおさんが2026年9月8日にYouTubeチャンネルを更新。自身が手掛ける「割烹こめを」が麻布十番納涼まつりで提供した「冷やしカニラーメン」をめぐる食中毒騒動について、原因が特定できなかったことを報告した。
カニが原因の可能性は「限りなく低い」
8月22日・23日に開催された「麻布十番納涼まつり」。その後、体調不良を訴える客が続出し、港区が調査を行ったところ、「割烹こめを」の「冷やしカニラーメン」を原因とするサルモネラ属菌による食中毒と断定された。食中毒患者は3日時点で78人に上った。
今回の動画でこめおさんは、トウモロコシスープ、カニ、スープストックの保存方法、食材の使いまわし、サルモネラ菌が検出された従業員2名、店舗の衛生管理から食中毒発生の要因を調査したという。
こめおさんによると、トウモロコシスープからはサルモネラ菌が検出されず、原因ではないとのこと。また、カニについては180℃の油で揚げたあとに急速冷却し、揚げ直してから商品に使用していたため、「カニそのものが今回の食中毒の原因だったという見方については、油の温度により加熱処理もされておりますが、可能性は限りなく低い」と見解を明かした。
また、以前ウナギを入れていたペール缶を使いまわしてスープストックを保存していたのではないかという指摘があったとのことだが、こめおさんは「別のペール缶」と否定。使用前に洗浄とアルコールで滅菌したと説明した。
「具体的な混入源や混入経路の特定には至りませんでした」
一方、こめおさんは納涼まつり1日目が終了した22日夜にXで「麻布十番祭りが雨で中止になり、700食余ってしまった」と投稿しており、前日の余った食材を翌日に使いまわしたのではないかという疑惑を持たれていたが、これについても余った食材は「当日中に廃棄をしました」と否定。
サルモネラ菌が検出された従業員については、1人が当日にまかないとして冷やしカニラーメンを食べていたものの、もう1人は食べていなかったと明かし、「従業員の衛生管理や健康管理を徹底できていなかった私の責任です」と謝罪した。
なお、ネット上ではこめおさんが食材を試食し、口に入れた指を洗わずに見た目を整えたり、タンクトップ姿で調理している映像などが出回っているが、これに関しては「今回の麻布十番納涼まつりではなく、海の家での調理」だったという。今後は「味見の方法、調理時の服装、手洗い、手袋の使用と交換、食品の保存、調理器具の扱い方についてルールを明文化し、私を含めた従事者全員に徹底します」と明かした。
一方、結論としては「サルモネラ属菌の具体的な混入源や混入経路の特定には至りませんでした」。今後については「今回の事故とこれまでの衛生管理に対する認識の甘さを忘れず、今後同じことを二度と起こさないよう、日々の営業の中でひとつひとつ確実に実行してまいります」と話した。