プロ野球日本ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(55)が、2026年9月9日にユーチューブを更新し、同日行われた日本ハム対ソフトバンク戦を分析した。その中で、両チームの主軸打者の「差」を指摘した。
「エキスパートはビッグプレーでチームを救うことがある」
日本ハムは9日、敵地みずほPayPayドームでソフトバンクと対戦し、4-5で敗れた。
試合は、初回にソフトバンクが1点を先制した。日本ハムは、2回に2点を入れ逆転に成功。3回には1点を追加した。
リードを広げた直後の3回裏、先発・達孝太投手(22)が、2死2塁の場面で栗原陵矢内野手(30)に2ランを許して逆転された。
日本ハムは2点ビハインドの9回に、田宮裕涼捕手(26)のタイムリーで1点を返すも、追い上げはここまで。初戦(1-14)に続いて第2戦を落とした。
この敗戦で、今季のソフトバンク戦の対戦成績は、5勝17敗2分けとなった。
今季、ソフトバンクにカモにされている日本ハム。球団OBの岩本氏は、「1戦目、2戦目を見て、ホークスはエキスパートがどれだけ好プレーしている?」と投げかけ、次のように持論を展開した。
「そのポジションのエキスパートは、ビッグプレーでチームを救うことがある。ファイターズは、いろんな選手がいろいろなポジションを守る。これは全然悪いとは思わない。そのおかげでいろいろな打線が組める。そこにメリットがある。でも、相手チームのエキスパートが、球際の強さを見せた時に、ファイターズの守備力が弱く見えてしまう」
「ホークスは主軸のバッターがしっかり結果を出している」
そして、両チームの主軸打者の「差」に言及した。
「ホークスは、近藤(健介)、栗原(陵矢)という主軸のバッターがしっかり結果を出している。それで勝利している。逆にファイターズは今日、3番の(フランミル)レイエスが4打席連続で空振り三振。徹底してアウトコースの低めの出し入れから、インサイドを意識させるみたいな。徹底したレイエス対策があった。その差も試合結果につながっていると言える」
岩本氏が指摘した近藤は、この2試合で9打数3安打1本塁打1打点。栗原は、7打数3安打3本塁打6打点を記録した。一方のレイエスは、8打数1安打5三振だった。
これで首位ソフトバンクとの差は8ゲームに広がり、2位・西武を2ゲーム差で追いかける展開となった。3連戦の最後となる10日は、日本ハムが加藤貴之投手(34)、ソフトバンクは、松本晴投手(25)が先発する。