参拝者ら足止め、鳥居の下でノリノリダンス 外国人ら迷惑行為に伏見稲荷大社「日本の文化が理解されず残念」

「神聖な祈りの場にふさわしい節度ある行動を」

   世界的ヘビメタバンド「メガデス」の元ギタリスト、マーティ・フリードマンさん(63)は9月6日、取り上げられた動画の1つを引用し、「どうかやめてください」とX上で訴えた。「日本は外国人を優雅に迎え入れてきたことで知られていますが、このような無礼が続けば、そうした時代も終わりを迎えます」と危機感をあらわにしている。

   また、ニュージーランド出身のプロレスラー、HENAREさん(34)は7日、鳥居の下で踊ることについて、「敬意を欠いたまま注目を集めようとしているに過ぎません」と断じた。踊った1人の身元を突き止めて連絡を取ったとし、伏見稲荷大社への謝罪として、多額の寄付を行うように要請したという。

   伏見稲荷大社も7日、「境内での参拝マナーについてのおねがい」と題する日本語と英語のお知らせを公式サイトに出した。「境内は、和銅4年(711年)の御鎮座以来、1300年を超える神聖な神域であり祈りの場です」と説明したうえで、こうつづった。

「境内において参拝者の通行を妨げるダンスパフォーマンス等、神域の尊厳を損ない、他の参拝者のご迷惑となる行為が見受けられます。当社では、禁止事項の一つとして『大声で騒いだり境内での座り込み等他の参拝者に迷惑となる行為』を掲げ、境内に注意看板を設置していると共に、職員等が禁止事項に該当される行為を発見した場合にはその都度注意を行っております。皆様が心静かにご参拝いただけるよう、神聖な祈りの場にふさわしい節度ある行動をお願いいたします」

   稲荷大社の広報担当者は10日、J-CASTニュースの取材に対し、鳥居の下で踊る行為について、参拝者から連絡を受け、「『なぜ許しているのか』とお叱りを受けました」と説明した。

「Xの投稿などを確認したところ、境内で撮影されていたのは事実です。巡回で見つけられれば注意していますが、こうしたことは、今まではありませんでした。境内で何か壊されたところはないですが、日本の文化が理解されずに残念に思っています」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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