小野田紀美経済安全保障担当相が2026年9月19日、18日放送の朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)での自身をめぐる報道について、「虚偽の内容です」とXで反論した。
ZIP!は21日の放送で、「事実と異なる内容」であったことを認め、謝罪した。
「アンケートをかなり重視している点は、これまでと大きく違うと言える」
同日のZIP!では、8時12分頃より放送の「トップニュース解説」とのコーナーで、「第2次高市改造内閣 私たちの生活はどう変わる?」との特集を行った。今回の人事のねらいについて、高市氏が「端的に申し上げれば、アンケートで提案された政策や積極性と情熱を見極め、実行力重視の人選といたしました」と語っていたことについて、政治部官邸キャップの矢岡亮一郎氏が解説した。
矢岡氏は、新内閣について「専門性の高い人を配置した、まさに実務型の内閣といえそうだ」と総評。その上で、「会見では、人事について『議員へのアンケート』で提案された政策や積極性と情熱を見極めた、実行力重視なんだ、ということを強調していた。アンケートをかなり重視している点は、これまでと大きく違うと言えると思う」と説明した。
「総理周辺は、この『アンケートの熱意の差がかなり影響した』と...」
矢岡氏はスタジオからの質問に答える形で、「高市総理はアンケートを先月の下旬まで自民党の議員、衆院議員に募っていたわけなんですけども、数週間かけてこれをかなり読み込んだようで、これを重視したということ」とし、具体的な名前を挙げた。
「総理周辺は、この『アンケートの熱意の差がかなり影響した』ということも言っている。例えば、小泉(進次郎)大臣は、『留任したい』と非常に熱心に書いていたようだ。小野田紀美大臣、高市総理の側近(からの話)なんですけども、留任したのはアンケートに『外国人政策をもっとやりたい』と。『集中したい』と書いたと、話を総理周辺はしていた」
さらに、「またある政権幹部は、入閣した人は政策の提案をアンケートにびっちり書いていたという話もしていた」とも語っていた。
「私もアンケート云々と報道されていたのですかね?」
小泉氏は同日夜、自身のXを通じて「今日の日本テレビZIP!で私が防衛大臣の留任を強く望む内容をアンケートに書いたと政治部記者の方が話していたとの報告を受け、その発言を確認しました。事実とは完全に異なることを一方的に報じていることに驚きました」と困惑をつづった。
「私は人事に関してアンケートは提出しておらず、総理と直接コミュニケーションを取らせていただきました」とし、「人事は総理が判断されること。閣僚である立場で役職希望を出すというのは烏滸がましいと考えたため、提出しませんでした。なお、日本テレビから私に対して確認や取材は全くありませんでした」と反論していた。
小野田氏は翌19日、SNS上で拡散されているZIP!のスクリーンショットを引用し、「私テレビ持っていないので知らなかったのですが、私もアンケート云々と報道されていたのですかね?」と困惑。
「参議院にはアンケート配られていないと思います」と指摘し、「私にも配られておりませんので、当然私もアンケート自体書いていません。もし本当にこのスクショのような報道されたなら、報道は虚偽の内容です」と説明していた。
「実際には提出していませんでした」
この問題をめぐっては、18日夜放送の報道番組「news zero.」(日本テレビ系)で、小泉氏をめぐる報道について安村直樹アナウンサーが「実際には、小泉大臣はアンケートの提出は行っておらず、高市総理大臣と直接コミュニケーションを取る中で、防衛大臣としての思いを伝えていたということです。事実と異なる内容をお伝えしたことを小泉大臣をはじめ、関係者の皆様、そして視聴者の皆様におわびいたします」と謝罪。
21日放送のZIP!でも、8時30分ごろ、北脇太基アナウンサーが「そしてここでお詫びと訂正です」と切り出した。
「先週金曜日の解説コーナーの中でお伝えした内閣改造についての記者解説で、総理周辺からの話として、『小泉大臣と小野田大臣が役職希望のアンケートを提出した』という趣旨の説明がありましたが、実際には提出していませんでした」と説明。「事実と異なる内容をお伝えしたことをお詫びいたします」と頭を下げた。
私テレビ持っていないので知らなかったのですが、私もアンケート云々と報道されていたのですかね?参議院にはアンケート配られていないと思います。私にも配られておりませんので、当然私もアンケート自体書いていません。もし本当にこのスクショのような報道されたなら、報道は虚偽の内容です。 https://t.co/1wcNgaIjxH
— 小野田紀美@岡山 (@onoda_kimi) September 19, 2026