広島が2026年10月1日、小園海斗、矢野雅哉、前川誠太、田村俊介に戦力外通告を行った。退団が決まった4選手は現役続行を希望しているが、いばらの道となりそうだ。「(球団から)『信頼できない』と言われたので...」戦力としては魅力的だったが、広島のユニフォームを着てプレーすることがファンの理解を得られないと判断したのだろう。チームに所属していた羽月隆太郎氏が通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用したとして、医薬品医療機器法違反の罪で春季キャンプ直前に逮捕され、5月に拘禁刑1年執行猶予3年の有罪判決を受けた。羽月氏はその後にTikTok配信で、自身を含めた6人の広島の選手が違法薬物を購入していたことを明かしている。そして、7月に写真週刊誌「SmartFLASH」がゾンビたばこの売人男性と矢野、小園、田村が写った写真を掲載。その後、矢野は無期限で3軍降格となり、矢野と前川が広島県警の家宅捜索を受けたことが7月30日に球団から発表されると、前川は同日に登録抹消された。2人はその後に書類送検された。小園、田村に関しては警察の家宅捜索が入ったわけではないが、球団はシビアな判断を下した。4選手は戦力外通告を受けた後に取材対応を受けたが、「態度がひどい」とSNS上で批判の声が集中したのが小園だった。小園は「(球団から)『信頼できない』と言われたので、はい。仕方ないかなと思います」と淡々と語り、今後も野球を続けるかについて聞かれると、「どうなんですかね、ちょっとわかんないです」、「(野球を)できるんだったらやりたいですけど」と胸中を口にした。首位打者タイトルの小園、GG賞の矢野「実力は申し分ないですが...」「小園は昨年首位打者を獲得し、矢野も24年にゴールデングラブ賞を受賞した実力者です。実力は申し分ないですが、獲得に乗り出す球団が現れるかは不透明です。イメージがよくないですし、実際に獲得したらファンやスポンサーから反発が出るでしょう。米国を含めた海外リーグでのプレーが選択肢に入ってくるのでは」(スポーツ紙デスク)広島にとって戦力面で大きな痛手だが、今回の決断を支持するファンは多い。チーム再建に向け、新たなスタートを切る。(中町顕吾)
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