個人情報などが流出するサイバー攻撃や不正アクセスが相次ぎ、被害を受けた大手企業はこの1か月ほどで少なくとも16件になるという。なかでもタイムズカーは漏洩した個人情報が約660万件と大規模で、そのうち約160万件は運転免許証や学生証など顔写真付きで、悪用される危険が大きい。これまでの判例によると...2026年10月5日放送の「THETIME,」(TBS系)で司会の安住紳一郎アナは、賠償額・慰謝料はいくらぐらいになるのかと取り上げた。これまでの判例では、名前・住所が流出したケースは3000~5000円と弁護士費用、顧客の体の特徴まで漏れたエステサロンは3万円プラス弁護士費用を支払った。安住アナは「タイムズカーは(名前・住所だけでなく)運転免許証の写真付き個人情報が漏洩したということで、慰謝料とか損害賠償が支払われることになったら、どのくらいになるのか、まだわかりません」と伝える。流出した免許証の画像の写真を張り替えて成りすまされたら、どれだけ被害が拡大するかわからない。デジタル庁、日本経済新聞、ヤマト運輸なども攻撃された「現在、弁護士が開設した(相談)サイトには、すでに3万2000件以上の相談が来ています」(安住アナ)ということで、賠償・慰謝料は高額、巨額になると見られている。相談を取りまとめている弁護士は「謝罪だけして何もなかったようなことになると、被害者は救済につながらない」と語っている。それにしても、攻撃を受けたのはデジタル庁、東京メトロ、日本経済新聞、ヤマト運輸、ニッポンレンタカーなど、セキュリティー対策をしっかりやっていると見られていた大企業や役所だ。いまどき、情報管理の甘さは企業体質の緩さでもある。失墜した信用は大きい。(シニアエディター 関口一喜)
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