選挙で自身を支援しなかった自治体の道路予算を大幅にカットしたという発言をした簗和生農水相が、臨時国会初日の2026年10月5日に発言の撤回と謝罪会見を行った。これで一区切りつけたい政権側の思惑とは裏腹に、6日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演したコメンテーター陣からは政治家の資質と説明責任を問う声が出た。菊間千乃さん「やっぱりそういう風な気持ちのある方なのかな」簗農水相が記者団を前に先の発言を認めたうえで「発言を撤回し、おわびする」と謝罪したことを伝えたが、その前の2日午前の記者会見では「一議員としての活動にかかわる事柄についてはコメントを控えたい」などと話していた。そして午後になって「誤解を招くものであった」と釈明、週刊誌が入手した簗氏の音声データについては「聞いていない」と認めていなかった。5日は、この発言から一転、音声データについて自分の声だと認め、初めて謝罪した。弁護士の菊間千乃さんは「その発言に対してもそのあとの対応を見ても、やっぱりそういう風な気持ちのある方なのかなと思ってしまう。それが事実としてつながったかは別として、自分はそれほどの力がある人間なんだと誇示したいというところが政治家としてどうなんだろうなと思う」と話す。堤伸輔さん、「強烈な働きかけ」の説明責任を果たしていない「簗発言と予算削減が事実してつながったかどうか」を問題視したのが国際情報誌フォーサイト元編集長の堤伸輔さんだ。堤さんは「一番肝心なのは国交省に本当に予算削減の働きかけしていないのか。本人はそういった事実はありませんと言っているが、それ以上に身内の発言では強烈に働きかけをしたと言っているわけで、その説明責任を全然果たしていない」と断じる。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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