簗和生農水相の「更迭劇」について、2026年10月15日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)がとりあげたが、任命した高市総理の任命責任と政治スタイルにも話は及んだ。「予算カット発言については辞任に値しないという判断をしている」釈明から発言撤回、謝罪、そして辞任表明へと変わった簗議員の政治家としての資質を問い、さらに閣僚に任命した高市総理の責任にも話が及ぶ。番組は「任命責任はもとより内閣総理大臣である私、任命責任を重く受け止めている」という高市総理のコメントを紹介したが、テレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生さんは「任命責任という言葉は全く信用していない、すごくファジーな言葉だと思う」と話す。千々岩さんが指摘したのは、任命責任よりもさらに深刻な次の点だ。「高市総理はこの2週間ずっと(農水相を)続投させ続けた。かばい続けた責任の方が、総理のモノの見方ということを含めて大きい。とくに予算カット発言については辞任に値しないという判断をしている。発言自体は(簗氏は)撤回し、(簗氏から国交省への働きかけの)実体がなかったという説明をしているということでかばい続けた。辞任する必要はないと言っていた。世論とのずれの方が問題かなと思う」総理の認識に甘さがあったことを指摘する。高市チーム「いろんな知見を集めて対策を練ることができていない」玉川徹さんも高市総理の政治スタイルに触れ、「今までの政権であれば問題が起きた時にはチームが集まっていろんな知見を集めて対策を練るという形で対抗してきたが、そういうことができていないのではないか。あまりにも自分が信用する少数のチームだけで物事を判断する。その結果としてこのずれが起きたのではないか」と話す。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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