JR札幌病院が2026年10月15日に公式サイトで、同病院の看護師が患者を撮影したものだとする動画などがSNS上で拡散された問題について謝罪し、経緯や再発防止を発表した。「信頼を損なう事態を招いたことを重く受け止め」ているとし、再発防止策の一環として、全社員を対象に、同意を得ない患者の撮影や患者の個人情報のSNS投稿について調査を実施するとした。関わった看護師は20代の2人、共に勤務歴1年未満X上では、13日頃からJR札幌病院の看護師が撮影したとされる画像や動画が拡散。写真は、患者とみられる男性が映り込んだ状態の自撮り、動画は、患者とみられる男性が映った動画を友人に見せているという内容だった。JR札幌病院は同日、「患者様、ご家族様をはじめ、関係者の皆様に多大なご心配とご不安をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。事実関係の確認を進めていると発表した。JR札幌病院は15日、調査で明らかになったという事実や再発防止策について報告した。発表によると、不適切な動画・画像の投稿に関わっていたのは、看護師A、Bの2人。ともに20代で、同病院への勤務歴は1年未満だとした。発表によると、Aは8月17日、病棟内の病室で患者の動画を私物スマートフォンで撮影した。Aは28日に参加した私的な懇親会でその動画をBに見せており、Bは動画が映ったスマートフォン画面を含めてAの様子を動画撮影。その動画をSNSに投稿したという。Aは9月17日にも、患者の写真を撮影し、Bへ送信した。Bはその写真をSNSに投稿したという。Bによると、投稿していた期間はいずれも「数時間程度」という。病院は、SNS運営会社に対し削除依頼を行う対応をしたと明かした。該当看護師の処分は「就業規則等に基づき厳正に対処」病院は、13日に電話で患者の家族に説明と謝罪をし、14日には病院長が直接謝罪をしたと報告。「今後も誠意をもって対応してまいります」とした。該当の看護師への対応については、「今後、就業規則等に基づき厳正に対処いたします」としている。再発防止策として、「私物携帯電話の現場への持ち込み禁止ルール」や個人情報の取り扱い・SNS利用ルールの周知徹底、コンプライアンスの研修の強化を挙げた。そのほか、次の2点について全社員を対象に調査を実施するとした。「同意を得ずに患者様の写真や動画を撮影したことがないか」「患者様の個人情報を含む内容をSNSに投稿したことがないか」病院は発表で、次のようにコメントしている。「医療機関において、患者様のプライバシーと尊厳を守ることは最も基本的かつ重要な責務です。このたび、その信頼を損なう事態を招いたことを重く受け止めております。患者様およびご家族様に多大なご迷惑とご心痛をおかけしましたことを改めて深くお詫び申し上げます。当病院は、今回の事象を踏まえた再発防止に向けた取り組みを徹底し、患者様、ご家族様、そして地域の皆様からの信頼回復に全力を尽くしてまいります」
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