柳沢秀夫氏の見方「ロシアに対する制裁緩和を求めるメッセージ?」
ジャーナリストの柳沢秀夫さんは「取材活動かスパイ活動か、それを決めるのはその国の政府。この場合はロシア政府が決めるのだが、我々が普通に取材活動していても『いやそれはスパイ活動だ』とされてしまえば、そのシナリオの中で物語ができてしまう。このタイミングでなぜ北海道新聞の記者を拘束したのかを考えると、プーチン大統領の初めての(北方領土の)択捉島訪問があり、それに対する日本政府の制裁強化がある。ロシア政府とすれば日本側にウクライナ侵攻以降、ロシアに対する制裁の緩和も含めてもう少し向き合い方を変えろよというメッセージを送っていて、その材料の一つに今回の記者拘束があるのではないか」と分析する。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)