「グエー死んだンゴ」がんで亡くなったXユーザーによるメッセージが投稿されてから、2026年10月14日で1年が経過した。当時、この投稿をきっかけにがんの治療・研究施設への寄付の動きが広がったが、投稿者の命日を機に再び寄付の動きが広がっている。Xユーザーが入院していたとされる北海道がんセンターには、10月11日から13日の3日間で、前月の約9.5倍となる約36万円の寄付が寄せられたという。約1週間で3億件以上表示、「成仏してクレメンス」で追悼も注目を集めたのは、Xユーザーの「なかやま」さんの投稿だ。プロフィールにはがん闘病中であることが記載され、北海道がんセンターに入院していると明かす投稿もしていた。25年10月13日、友人による代理投稿として、「10月12日の夜、なかやまは静かに息を引き取りました」と報告された。その後14日、「グエー死んだンゴ」というメッセージが投稿された。生前に予約した投稿だったとみられる。「グエー死んだンゴ」とは、インターネット掲示板「2ちゃんねる」(現5ちゃんねる)などで用いられているネットスラングだ。投稿は約1週間で3億件以上表示され、「グエー死んだンゴ」に対する返答としてお馴染みのネットスラング「成仏してクレメンス」で追悼する投稿が相次いだ。この投稿をきっかけに、「お香典」としてがん治療・がん研究機関に寄付する動きも広がった。なかやまさんのユーモアあふれる最後のメッセージから約1年。なかやまさんの命日である26年10月12日前後から、再び寄付の動きが広がった。Xでは、寄付を呼びかける声や寄付をしたという報告が書き込まれた。大隅基礎科学創成財団の公式Xは13日、「この2日間で、財団に約170件のご寄付が寄せられました」と報告。「温かいご支援に心より感謝申し上げます」と伝えた。北海道がんセンターを運営する国立病院機構はJ-CASTニュースの取材に、10月11日から13日の3日間で前月1か月を超える寄付があったことを明かした。投稿きっかけに1年間で2006万円超の寄付国立病院機構によると、10月11日から13日の3日間で北海道がんセンターに寄せられた寄付は、90件35万9000円。9月1日から30日の1か月で寄せられた寄付は4件3万8000円であり、前月の約9.5倍の金額の寄付が寄せられたことになる。また、25年10月12日から26年10月11日までの1年間で寄せられた寄付は、国立病院機構全体に寄せられたもので1763件2006万7000円。このうち、北海道がんセンターに向けて寄せられたのは1408件651万3000円だったとした。なお、これらの件数・金額は、国立病院機構を通じて受け付けた寄付の集計で、北海道がんセンターへ直接寄せられた寄付は含まれていないという。国立病院機構は、1年が経過しても寄付や支援の動きがあることについて、次のようにコメントした。「皆様からのご寄附に心から感謝申し上げます。頂いたご寄附につきましては、新しい医療機器の購入や古くなった建物の改修、臨床研究の実施など、地域の住民の皆様の健康と安心を支えるため、活用することとしております。今後ともお力添えを賜りますようお願い申し上げます」
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