北海道の人気観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」のラストランを撮ろうとして、木を伐採したタクシー運転手が逮捕された。2026年10月16日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)がとりあげたが、一部の鉄道ファンによる迷惑行為の対処法は難しいという。鉄道の通信ケーブルに接触、危険を生じさせた疑い14日に電汽車往来危険の疑いで逮捕されたのは、20代のタクシー運転手。チェーンソーで木を切り倒し、これが鉄道の通信ケーブルに接触、運行に危険を生じさせたという。このタクシー運転手はいわゆる「撮り鉄」。10日に行われたノロッコ号のラストランの写真をとるために少しでも条件をよくしたくて切ったと供述し、容疑を認めているという。弁護士の小島好己さんも50年来の鉄道ファンで、「同じ鉄道好きとしては非常に残念。(一部の鉄道ファンによる迷惑行為が)後を絶たないと残念に思っている」と話す。刑罰を重くしても効果は疑問、防止の方策はないのか小島さんは「新しい列車が出る時、今まで走っていた列車が引退する時、線路が廃止になる時、そういうきっかけがあるとどうしても人が集まってきて問題が起きやすい。よりいい写真を撮りたい、よりいいポジションで眺めたい、その競争・争いになるのでどうしても問題が起きやすい」と話す。こうした迷惑行為に対処法はあるのか。小島さんは「今まで1年の有期拘禁刑だったものを明日から2年にします、3年しますと言ったところで響かないと思う。刑罰に至る以前のところの対応を強化しないといけない。現場で見つけ次第係員が『はい、あなたダメ』『はい、あなたやめて』と即時対応できるような環境づくりが必要」と話す。しかし、安全運行管理に手いっぱいの係員がイタチごっこのようなことに時間を割くことは難しいだろう。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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