高市政権が発足して2026年10月21日で1年。どう評価するか?この日の「旬感LIVEとれたてっ!」(関西テレビ・フジテレビ系)で、大阪府元知事の橋下徹氏は「内政問題は一生懸命やっている」が、口先だけのファッション保守であることもはっきりした1年だったと厳しい評価を下した。「ものすごく挑戦されていることは評価するが」橋下氏は「今までと違うような予算編成なども、高市さんがものすごく挑戦されていることは、有権者はしっかり見ていますよ」と評価する。内閣支持率が高止まりしている理由だが、こうも言う。「でもね、総理になる前に、東京裁判を否定したり、日本の侵略性を否定したり、総理になっても靖国参拝に行くと言っていたことは、何一つできないじゃないですか」「国際社会には通用しない、総理になってもできないことを言い続けてきた、僕が言うところの『形だけのファッション保守政治』というものは、もうこれで(この1年で)終焉と言えるんじゃないかな」「保守層に向けた形だけの保守主張はやめて現実的な政治を」首相になる前や総選挙前は、保守層に支持を広げるために、右寄り発言、歴史否定発言、靖国神社公式参拝などを声高に叫んだが、いざ政権に就くと、そうしたことが非現実的であることを思い知らされたはずと、橋下氏はこう言う。「いや、高市さんじゃなくても、だれが総理になってもできません。次の世代は、これまでのような保守層に向けた形だけの保守主張はやめて、現実的に政治をやっていくということを、はっきりよくわかったということなのかなと思いますね」ただ、国会で食料品の消費税減税の財源を聞かれたとき、赤字国債の発行そのものを否定するものではないと答弁するなど、内政でもブレ始めている。ブレることは必ずしも悪いことではないが、「ブレない」を旗印にしているだけに、2年目の高市政権にはマイナスだろう。(シニアエディター 関口一喜)
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