さまざまなウェブサイトに使われるプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかったことを受け、月刊誌『PHP』などを刊行する出版社「PHP研究所」がXアカウントで反応。プログラミング言語のPHPとは「無関係」だとするも、事態が思わぬ展開を迎えている。「PHPが生まれるだいたい半世紀弱前から......」PHPをめぐっては、開発チームが2026年10月21日23時(日本時間)に、セキュリティアップデートを公開した。同アップデートは最高レベルの深刻度を示す「Critical」に分類される2件の脆弱性に対処するもので、高市早苗首相もXを通じ「皆様に、今夜に対応して頂きたい大至急のお願いです」と周知した。同日夜には「国家サイバー統括室」や「警視庁サイバー」の公式Xアカウント等でも対応を求める呼びかけが行われるなど、関係機関が相次いで注意を呼びかけた。こうした中、同じく「PHP」を冠する出版社「PHP研究所」のPHP文藝公式Xアカウントは同日22時過ぎ、「世間でPHPが話題ですが、弊社なんと全然関係ありません...」と投稿。「プログラミング言語PHPが生まれるだいたい半世紀弱前からPHPを名乗っている、活字で生きる会社なのです...」と説明した。「メンテナンスに入ってしまいました...」PHP研究所は1946年、パナソニック創業者の松下幸之助によって創設された。公式サイトによると、「PHP」とは「繁栄によって平和と幸福を」を意味する「PeaceandHappinessthroughProsperity」の頭文字をとったという。ところが、その後同アカウントは「などと言ってたら、HPには利用していたようでメンテナンスに入ってしまいました...」と投稿。「それは中の人が知りませんでした、申し訳ありません 開発には関係していません」と説明した。同研究所の広報公式Xアカウントでも22日未明、「PHP研究所公式サイトの一時停止について」とのお知らせを公開している。「現在、セキュリティ上の安全性を確保するため、小社が運用しているWEBサイトの一部で緊急メンテナンスを実施しております」と説明し、「これに伴い、閲覧を一時的に停止しております。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」とした。「だがしかし、フォロワーさん減ってる」同日朝には、「おはようございます。こちら創設80年、松下幸之助が創設したPeaceandHappinessthroughProsperityの#PHP研究所です」と投稿。「『モーニングショー』で玉川徹さんが『PHPとか...知らなかった...雑誌か?』とコメントされていた雑誌はこちらです」として、月刊誌「PHP」11月号の表紙を公開した。騒動の影響かは定かではないものの、「だがしかし、フォロワーさん減ってる」とぽつり。「なお、当社も昨夜より公式WEBサイトの緊急メンテナンスを実施しておりましたが、現在は完了し、再稼働しております。世界中のPHPエンジニアのみなさま、ほんとうにお疲れ様です」とした。一連の投稿を見た人からは、「確かにPHP研究所のことかと思った」「無事で何よりです」といった声が上がった。同社広報は、「誹謗中傷を受けているのではないかと心配していた」というフォロワーに、「幸い応援や心配のお声ばかりでした。よきフォロワーさんにめぐまれたアカウントです」と応じている。
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