共産党の田村智子委員長が2026年10月31日、Xで、衆院比例代表の定数削減に反対するよう呼びかけた。「多様な意見、少数の意見でも議会に反映して議論することが民主主義の土台」とし、「切り捨てられるのは国民の声、開かれるのは独裁政治への道」と主張した。「少数政党の意見をもっと排除してしまう」田村氏は、前日に行った記者会見動画について「いつもよりも視聴の伸びが早い」とし、「自民党と維新の会による独裁的な政治への危機感が増している証」と投稿した。同日、新宿駅東口でも街頭演説したとして、消費税の恒久減税を例に、「これは国会の中では少数政党の主張。比例定数削減は、少数政党の意見をもっと排除してしまう」と訴えた。「修正サン・ラグ方式」なども批判30日の会見で田村氏は、自民、維新、国民民主の3党が比例定数31削減を中心とする制度見直しで合意したとして、比例代表を縮小し小選挙区制を強めるものだと批判した。特に、修正サン・ラグ方式について、1議席目の配分で得票を1.4で割るため、小規模な政党が1議席を得るハードルが上がると指摘。重複立候補者の比例復活に必要な得票率を6分の1へ引き上げる案、中国・四国の比例ブロック統合にも反対した。また、26年2月の衆院選について、自民党の比例得票率は36.7%だった一方、小選挙区での議席占有率は86.2%だったと説明し、小選挙区制が民意と議席のずれを生んでいるとの考えを示した。田村氏はXで、「多様な意見、少数の意見でも議会に反映して議論することが民主主義の土台」と重ねて訴えた。
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