望月衣塑子記者の朝日新書、回収へ 「日本中学生新聞」記者への対応の遅れ、版元が謝罪

   朝日新聞出版が2026年11月1日、東京新聞の望月衣塑子記者と思想家の内田樹さんの対談本「常識なき世界を生き延びるために」(朝日新書)について、電子版も含め出荷・販売を中止し、書店の在庫を回収すると発表した。

  • 望月衣塑子記者と思想家の内田樹さんの対談本「常識なき世界を生き延びるために」(朝日新書)
    望月衣塑子記者と思想家の内田樹さんの対談本「常識なき世界を生き延びるために」(朝日新書)
  • 朝日新聞出版の公式サイトより
    朝日新聞出版の公式サイトより
  • 望月衣塑子記者と思想家の内田樹さんの対談本「常識なき世界を生き延びるために」(朝日新書)
  • 朝日新聞出版の公式サイトより

朝日新聞出版「重く受け止めております」

   同書は9月11日に刊行された。望月記者の発言部分に複数の事実関係の誤りがあり、いずれも「日本中学生新聞」を創刊した川中だいじさんについて語った部分だった。

   朝日新聞出版は削除・訂正した箇所を公式サイトの書籍ページに掲載していたが、誤りの経緯や今後の対応などについては言及していなかった。10月30日にはJ-CASTニュースの取材に対し、「現在、詳細を調査中」だと回答していた。

   同社は11月1日の発表で、編集作業の過程で点検が不十分だったと説明。「事実関係の誤りで川中様を傷つけたことを重く受け止めております」と謝罪し、原因の調査とともに全体の内容を再点検するとした。

   また、訂正の申し入れから回収を決めるまでに時間がかかったことについても、「川中様とご家族に大変なご迷惑とご心労をおかけしましたことを誠に申し訳なく思っています」と謝罪。川中さんには誠意をもって対応するとしている。

   川中さんは10月28日のX投稿で、版元に連絡したのは同月17日のことだったと明かしていた。

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