GMOインターネットグループは2026年11月2日に会見を開き、傘下のGMOインターネットが運営する「お名前.com デスクトップクラウド」の不正アクセスによる情報漏えいなどについて謝罪した。会見の中では熊谷正寿代表が、回答する担当者のジャケットのボタンが開いていることを指摘し注意する場面があった。
熊谷代表「ちょっとすまん」「ちゃんとボタン閉めてください」
GMOインターネットグループをめぐっては、傘下のGMOインターネットが運営する「お名前.com デスクトップクラウド」で不正アクセスが発生し、利用者の証券口座のログイン情報が不正取得されたほか、個人情報とみられる情報が公開される事態となった。また、GMOグローバルサインは10月30日、「GMOトラスト・ログイン」で設定ミスにより約9年間、外部から情報を閲覧できる状態だったと発表している。
会見冒頭、熊谷氏は「被害に遭われましたお客様と関係者の皆様に、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。事前にシステム上の課題を指摘されていたとして、「サービスの運営において活かすことができませんでした」とした。さらに、熊谷氏が自身のXに笑顔の写真を投稿したことなど、SNS発信についても謝罪した。
会見でGMOトラスト・ログインの情報漏えいに関して質問が寄せられると、熊谷代表は、本来は脆弱性診断などでアラートが上がるべき案件であるとし、なぜ解決されなかったのかについては今後調査していくとした。その後、正確な回答をするためとして、GMOグローバルサインの担当責任者が説明した。
担当者が話し出すと、熊谷氏は「ちょっとすまん」と遮り、ジャケットのボタンについて指摘。「ちゃんとボタン閉めてください。あなた、お詫びをしているのにボタン開けてどうするんだ」と注意した。続けて、「申し訳ありません」と記者らへ向けて謝罪した。
担当者はボタンを閉め、設定ミスの発覚後の経緯について説明し、今後の対策は11月30日までをめどに進めていると回答していた。