プロ野球巨人の元投手で野球解説者の高橋尚成氏(51)が、2026年11月3日にユーチューブを更新し、巨人からトレードで楽天に移籍した甲斐拓也捕手(34)について、なぜトレードが成立したのかを独自に考察した。
「ジャイアンツにいて、うまく結果が出なかった」
大分県出身の甲斐は、10年ドラフト会議でソフトバンクから育成6位で指名されて入団した。
14年6月に1軍デビューを飾り、17年には103試合に出場した。以降は1軍に定着し、レギュラーの座を獲得。ソフトバンクの正捕手として、リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。
国際舞台でも活躍し、日本代表として21年東京五輪、ワールド・ベースボール・クラッシック(WBC)23年大会に出場した。
24年オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使し、巨人に移籍。スポーツ紙の報道によると、5年総額15億円(金額は推定)の契約だったという。
巨人に移籍後は出場機会が激減し、25年シーズンは68試合、今季は13試合の出場にとどまった。
10月30日に巨人、楽天両球団からトレードが成立したことが発表された。報道によると金銭トレードだという。
球団OBの高橋氏は、今回のトレードに関して「甲斐選手にとってはすごくいい判断だったと思う」と切り出し、こう続けた。
「ジャイアンツにいて、ちょっとくすぶっていた。うまく結果が出なかった。ソフトバンクにいた時の甲斐選手らしからぬプレーもあった。思い切って出て楽天でいちからスタートしていくということで、気持ちの切り替えもできると思う。ジャイアンツにとっては痛手ではあるが、甲斐選手にとってはすごくいい判断だったと思う」
そして、楽天のチーム事情を踏まえ、甲斐獲得のメリットに言及した。楽天は今秋のドラフト会議で、青山学院大学の渡部海捕手(22)を1位指名した。渡部が入団した場合、甲斐が指導していくとみられる。