前澤友作氏から「100万円のお年玉」 車椅子俳優、7年後の映画出演に「すべてがつながっている」

   車椅子俳優として活動するYouTuber・起業家の寺田ユースケさんが2026年11月5日、実業家の前澤友作さんから19年に受け取った100万円が、映画出演につながったとのエピソードをXでつづった。

  • 100万円あったら何ができる?(写真はイメージ)
    100万円あったら何ができる?(写真はイメージ)
  • 前澤友作氏(2018年10月撮影)
    前澤友作氏(2018年10月撮影)
  • 100万円あったら何ができる?(写真はイメージ)
  • 前澤友作氏(2018年10月撮影)

「100万円をいただいた100人のうちの1人です」

   「ZOZO」の創業者として知られる前澤さんは、19年1月、当時のTwitter(現X)で「抽選で100人に100万円を現金でプレゼントする」という企画を開始。

   寺田さんはこの企画に当選したことがあるとし、「前澤友作さん、7年前の100万円のお年玉を覚えていますか? 実は僕、2019年の『#月に行くならお年玉』で100万円をいただいた100人のうちの1人です」と切り出した。

   「7年後、僕は相葉雅紀さん主演の映画『4アウト』に車椅子俳優として出演します。一見、何の関係もない出来事。でも僕にとっては、すべてがつながっているんです」という。

   寺田さんは当時「100人にお洋服をプレゼントしたい」との動機で企画に応募し、当選。「当初の約束は果たせませんでしたが、代わりに車椅子の子どもたちにキャンプをプレゼントしました」と振り返った。

   また、受け取った100万円で新しいカメラも購入。運営していたYouTubeチャンネル「寺田家TV」は「鳴かず飛ばず」だったというが、新しいカメラで撮影した動画が600万回再生され、YouTuberとして活動できるようになったという。

   しかし、その後は再生数と登録者数が減少。自信を失い「外に出ることも減り、引きこもり気味になっていた」という寺田さん。それでも「このまま人生を終わらせたくない。もう一度、自分の人生に挑戦しよう」と思い立ち、「車椅子の人たちが自由に旅行を楽しめる世界」を目指した外出・観光支援のスタートアップを立ち上げた。

「相葉雅紀さん主演映画のオーディションに参加しませんか?」

   そんな矢先、YouTubeの問い合わせフォームに「相葉雅紀さん主演映画のオーディションに参加しませんか?」との連絡が届いたという。

   寺田さんは「あの相葉くんですよ!? 正直、詐欺だと思いました(笑)」と振り返りつつ、「でも、本当だったんです」とした。

   撮影に際しては全国約200名の障害者を対象としたオーディションが行われていたが、寺田さんは「僕はその存在すら知りませんでした」。

   寺田さんは「実は、稲垣監督が数えきれないほどあるYouTube動画の中から『寺田家TV』を見つけ、『ぜひ会いたい』と言ってくださっていたそうなんです。そして、キャッチャー富田役に抜擢していただきました」と明かした。

「誰かからもらったチャンスを、今度は誰かに渡せる人間になりたい」

   前澤さんからもらった100万円が全てのきっかけになっていたと振り返った寺田さん。

   「こじつけだろ~と思う方もいるかもしれません」としつつ、「でも、人生って諦めずに挑戦していれば、思いもよらないところでつながっていくんだなって」とした。

   前澤さんとは「当選した際にDMで一度やりとりしただけ」で会ったことはないといい、「だから、どうしても伝えたいんです。あの100万円が、僕の人生を変えるきっかけになりました」と感謝をつづった。

   また、車椅子の子どもたちにキャンプをプレゼントしたことについて、「自分のことで精一杯だった僕が、生まれて初めて誰かのために何かできたと思えた経験でした」と回顧。「誰かからもらったチャンスを、今度は誰かに渡せる人間になりたい」との思いを明かした。

   出演した映画「4アウト」については、「人生で何度転んでも、諦めずに挑戦する人たちの物語です。障害のある俳優たちが出演し、スクリーンの中で野球に挑戦しています」と紹介。

   「この映画が多くの人に届けば、障害のある人たちが社会で活躍する新たなチャンスにもつながると信じています」とし、「今度は僕が、100人の車椅子の若者に100万円をプレゼントできるような存在になりたい。かつて前澤さんが、僕にチャンスをくださったようにです」と意気込みをつづった。

   「映画の中で、キャッチャー富田がブルーフェニックスのレギュラーを目指します。現実世界の寺田ユースケも、まだまだ挑戦を続けます!」としている。

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