福祉車両をもっと身近に 東京モーターショーでシンポジウム「でかけよう いっしょに! シニアライフと福祉車両」開催

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盛況だった「でかけよう いっしょに! シニアライフと福祉車両」
盛況だった「でかけよう いっしょに! シニアライフと福祉車両」

   2009年11月3日、千葉・幕張メッセ国際会議室で、福祉車両シンポジウム「でかけよう いっしょに! シニアライフと福祉車両」が開催され、今後ますます進む高齢社会において、高齢者は何を望んでいるのか、その中で福祉車両はどのように関わり、何を期待されているのかが議論された。

   同シンポジウムは、高齢などの理由で外出できない人が、「福祉車両」を使うことによって外出できるようになる喜びを知ってもらうのを主目的としたもので、第1部の毒蝮三太夫さん(タレント)によるテーマスピーチに加え、第2部では野々村真さん(タレント)、鎌田実さん(東京大学高齢社会総合研究機構長)、遙洋子さん(作家)らによるパネルディスカッションを実施。

   毒蝮さんは、テーマスピーチで「お年よりは外出したいんだ。でも、なかなか要望を口に出せない。そういう気持ちを周りがきちんと理解してあげないと」と主張。これを受けるかたちで、パネルディスカッションでは、野々村さんが「福祉車両があれば両親も遠慮することなく旅行や買い物に出かけることができる。問題は価格や販売店など、福祉車両の情報をどこで得たらいいのかがわからないという点」と、問題点を指摘。また、鎌田さんは「『特別』という意識が(福祉車両)購入の妨げとなっている」と考えを示したあと、専門家の立場から「コストダウンの実現とモデルバリエーションの拡大など、メーカー側の努力にも目を向けてほしい」と福祉車両に関する作り手側の状況も紹介した。

   今後、福祉車両の需要は高まっていくものと思われるが、遙さんは「家族も含め、高齢者とのコミュニティーやつながりがより必要になってきます。そのためにも福祉車両の活躍にも期待したいですし、福祉車両がより身近になるような土壌作りやインフラ作りなど、『福祉車両型の街作り』に期待します」と話し、ディスカッションを締めくくった。

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