2018年 7月 21日 (土)

白内障治療に新たな眼内レンズ、「IQレストア+3D」ならよく見える?

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   医療品大手日本アルコンは2011年1月25日、白内障治療に関するセミナーを都内で実施。同社が開発した新しい眼内レンズ「IQレストア+3D」も披露した。

患者のメガネへの依存度を軽減

白内障治療について解説する東京歯科大学水道橋病院・ビッセン宮島弘子教授白内障治療について解説する東京歯科大学水道橋病院・ビッセン宮島弘子教授

日本アルコンが開発した眼内レンズ「IQレストア+3D」 日本アルコンが開発した眼内レンズ「IQレストア+3D」

   白内障は、眼球の中にある水晶体が濁ってくる病気で、進行するにつれて視力の低下を起こす。原因の9割は加齢によるものだが、2005年の厚労省調査では白内障患者はおよそ128万人8000人。高齢化の進む日本では、今後も増加が予想されている。

   白内障手術では通常、濁った水晶体を除去し、眼内レンズ(人工レンズ)を挿入している。ただし、挿入されるレンズのうち一般的なのは「単焦点」眼内レンズで、手術後でも焦点の合わない距離を見るには、メガネをかける必要があった。一方、遠くと近くに焦点があう「多焦点」眼内レンズもあるが、これを利用する医療施設はまだ少ないという。

   今回のセミナーで発表された「IQレストア+3D」(2010年12月10日から提供開始)は改良型の「多焦点」眼内レンズで、手元から遠くまでが良好に見えるため、患者のメガネへの依存度を軽減し、利用者のアクティブな活動を促すものだ。この日のセミナーで白内障治療について解説した、東京歯科大学水道橋病院のビッセン宮島弘子教授は

「今までの多焦点眼内レンズと違い、『IQレストア+3D』は、遠くと近くだけでなく、中間の距離でもよく見えます。メガネの使用を減らせるので、患者からの満足度も高い」

と説明。多焦点眼内レンズを使用する治療は、保険診療との併用ができる先進医療として厚労省にも認められており、同教授は「数多くの白内障患者に新たな選択肢を提供できる」と話している。

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