8か月連続売り上げ1位、人気の「回転型3STEPチャイルドシート」
チャイルドシート着用が義務化されてから10年以上が経つが、その着用率はいまだに56.8%に過ぎない(2010年時点、JAF・警察庁調べ)。そんななか、売れ筋商品となっているのが、「回転型3STEPチャイルドシート」だ。
アップリカ・チルドレンズプロダクツ(大阪市)の調べによると、子どもを車に乗せる際に「必ずチャイルドシートに乗せる」と答えた親は39.7%どまり。乗せない理由は「赤ちゃんが激しく泣くから」「赤ちゃんが嫌がるから」といったもので、多くの親が「赤ちゃんが苦しそう」と考えていることがわかった。一方でアカチャンホンポのバイヤー・唄野覚史氏によれば、近年のユーザーはチャイルドシートを購入する際、価格よりもまず「赤ちゃんの乗りやすさ」、次いで「使いやすさ」という機能面を重視するという。
回転型3STEPチャイルドシートが人気を集めているのは、ベッド・椅子としても使えることからの赤ちゃんの快適さと、回転機能による取り扱いの便利さを兼ね備えているため。中でもアップリカが2010年8月に発売した「ベッティーノフィールDX(ブラウニッシュ)」(4万9350円)は、アカチャンホンポ全店合計で、同年9月以来8か月連続で月間売り上げのトップをキープしている。
前述の唄野氏は、赤ちゃんの快適性を一番に考えたい親には、回転型3STEPチャイルドシートがおすすめだとしている。