2024年 4月 19日 (金)

インフルエンザ罹患率、「R-1乳酸菌入りヨーグルト」摂取で低下

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   ヨーグルトを継続的に食べると、インフルエンザ予防になる――。有田共立病院・井上文夫院長の行った調査で、1073 R-1乳酸菌(R-1乳酸菌)入りヨーグルトを6か月の長期にわたり摂取していた小中学生は、摂取しなかった子どもたちに比べて、インフルエンザ感染率が低いという調査結果が出た。

   井上院長と順天堂大学医学部特任教授(免疫学講座)の奥村康氏の2人が、2011年8月9日に都内で行った「『R-1乳酸菌』メディアセミナー」で発表した。

佐賀県有田町と隣接市で欠席者数を比較

井上文夫・有田共立病院院長
井上文夫・有田共立病院院長

   調査は、佐賀県有田町の小中学校に通う児童・生徒(解析対象:1904人)に、2010年9月7日から2011年3月18日の6か月間にわたって行われたもの。給食の時間にR-1乳酸菌入りヨーグルトを1日1個(ドリンクタイプ、112ml)を飲んでもらい(土日・祝日等のぞく)、期間中にインフルエンザ(A、B、新型)で学校を休んだ児童・生徒の率について、有田町と隣接する3市町村で比べてみた。

   結果は、有田町の小学校に通う児童は隣接市と比べ、10分の1以下という低い感染率だった。中学校でも同じように有田町の生徒の感染率が低いという結果が得られ、保護者から聞き取ったアンケートでは「インフルエンザや風邪にかかりにくくなった」「学校を休むことが少なくなった」などの意見も出たという。セミナーで井上院長は

「有田町では(小学校の)低学年で一時期、学年閉鎖があったにもかかわらず、各学年別に見ても感染率は隣接市よりも低値だった。R-1乳酸菌を使用したヨーグルトは、全般的なインフルエンザウイルス感染に対する予防効果がある可能性が示唆された」

と話した。

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