橋下市長は「スネ夫」だ ドラえもん研究者が「生きかた」分析

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   お調子者で二枚舌、ジャイアンの太鼓持ち……そんなマイナスイメージが強い「スネ夫」は、実は人生をたくましく生き抜く「力」の持ち主なのだ。そんな「スネ夫力」をテーマにした本が出た。

   『「スネ夫」という生きかた』(アスコム、1260円)。著者は、「ドラえもん」を研究する富山大学の横山泰行・名誉教授だ。『「のび太」が教えてくれたこと』などの著書がある。横山氏は、「スネ夫力」のある人物として、「真っ先に思い浮かぶ」のは、大阪市の橋下徹市長だという。果たして「スネ夫力」とは?

「人間関係を円滑にして、戦略的に生きる」能力

『「スネ夫」という生きかた』
『「スネ夫」という生きかた』

   ヒロインの「しずちゃん(しずかちゃん)」にスネ夫はバラ一輪を差し出し、こうささやく。「きれいな花はきれいな人にこそふさわしいのさ」――こんなドラえもんの漫画の一場面をモデルケースに挙げながら、スネ夫の「プレゼント力」などを分析していく。

   スネ夫はほかにも、「ホメ力」や「トーク力(技術)」などを兼ね備えており、「謝罪力」や「リスク管理力」にも秀でている。こうした「力」はいわば、「人間関係を円滑にして、戦略的に生きる」能力だ。

   そう言われても、「自分には真似できない」という人もいるだろう。いくら人間関係を円滑にする上で「ホメ力」が大事だとしても、スネ夫のような「おべんちゃら」は言えないな……と。

   しかし、筆者は「おべんちゃら」と「ホメること」は、「明らかに違う」と指摘する。詳細は本文に譲るとして、本書を読めば、スネ夫を見直したくなる人が続出するのは間違いなさそうだ。自分の現在の生き方を見直す契機にもなるかもしれない。

   2012年8月27日、発売された。

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