2024年 4月 20日 (土)

お父さんの教え方、プロ野球の選手みたい! 父「ふふふ、コノ本を読んだのさ」

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   元プロ野球選手の2人が、野球少年親子に向け、上手くなるための「プロ思考」を惜しげもなく伝授する――集英社から『立浪&野村が教える! 野球少年が親子でうまくなるプロ思考』(1260円)が出版された。

   著者は、「ミスタードラゴンズ」として活躍した立浪和義さんと、「ハマ(ベイスターズ)の左腕エース」で知られた野村弘樹さんだ。2人は、PL学園時代に同じチームで甲子園春夏連覇を達成した仲だ。

家族と一緒に「野球の学習ノート」を

『立浪&野村が教える! 野球少年が親子でうまくなるプロ思考』
『立浪&野村が教える! 野球少年が親子でうまくなるプロ思考』

   「プロ思考」とはいえ、難しい理論などではなく、2人が少年時代からプロ選手で活躍していた頃まで「くり返しやってきた当たり前のこと」が書かれている。

   「当たり前」とは言えカンタンに考えてもらっては困る「ボールの握り方」から、上達の壁にぶつかったときにどうすれば良いかの精神論まで幅広い項目について、優しい語り口で丁寧に説明している。また、2人の現役時代のちょっとした「裏エピソード」も時折紹介され、プロの世界を垣間見ることができる。

   タイトルで「親子でうまくなる」とうたっている通り、家族ぐるみでできる上達法も紹介。たとえば、「考える力」の大切さを伝える章では、「野球の学習ノート」をつけることを勧めており、プレーを見た「お父さんやお母さん」に感じたことを書いてもらうことを提案している。

   著者の2人が強調しているのは、自分たちは「野球の天才」ではなかったし、「地道な努力の積み重ね」が大切だということで、「普通の野球少年」にエールを送る本にもなっている。

   2012年9月に発売された。

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