2018年 5月 22日 (火)

避妊薬低用量ピルめぐる根強い誤解 3割強の女性「服用すると太る」と「誤回答」

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   ウィメンズヘルスケアの専門家団体「オーキッドクラブ」が実施した「避妊薬ピルに関する意識調査」によると、避妊薬の低用量ピルについて「将来妊娠しづらくなる」などと誤解されている点が多いことが調査でわかった。

   低用量ピルについて質問すると、女性の34.3%が「服用すると太る」、22.8%が「将来妊娠しづらくなる」と答えた。しかし、同団体によると、これらは誤った回答だ。

女性も男性も「理解不足」

低用量ピルに関する認識
低用量ピルに関する認識

   低用量ピルは、避妊に加え月経トラブル対する副効用もある。「月経周期が安定する」「月経痛を軽減する」という副効用に関しては、約7割の女性が正しい認識を持っていた。ただ、肌に作用する副効用の知識は少なく、77.5%は「肌がキレイになることはない」と「間違えて理解していた」という。

   ピルの「正しい知識」を伝えてから女性全員に感想を聞くと、「避妊以外の多くのメリットがあること」を意外に感じたと40.8%が答えた。他にも、「避妊効果がコンドームより高い」点に驚いた人もいた。低用量ピルを飲み忘れずに服用した場合の妊娠確率は0.3%で、コンドームの妊娠確率2~15%より低いという調査結果もある。

   今回の調査で低用量ピルを「服用中」と答えた女性は、わずか5.5%。21.4%がピルを服用しているEU諸国と比較してわずか4分の1の数字だ。日本はピルが初めて発売されたのが遅く、そのため理解も進んでいないのが現状だ。

   男性についても、「月経痛を軽減する」の理解が35%にとどまるなど、多くの男性が低用量ピルの避妊以外の副効用を理解していないと同調査では分析している。

   調査は20代~30代の女性400人と男性200人を対象に、2012年11月15日から16日までインターネットで行い、12月17日に発表した。

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