2024年 3月 29日 (金)

75万件超のデータから算出した「新厄年」 2013年は「該当者」が「最多」に!?

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   新生活を迎える時期となり、周囲の環境や食事など生活が大きく変化しそうな人も多いなか、春先は企業や学校等の健康診断も多く自分の健康を見直すシーズンでもある。「今年は厄年だしなあ」と気を引き締めている人も少なくないようだが、「厄年」以外の人も油断は禁物だ。科学的に健康データを分析し、統計的に健康を崩しやすい年齢を導き出した「新厄年」が提唱されており、しかも今年(2013年)は、「新厄年」該当者の数が今後20年間で最も多いという指摘もある。

発症率の高まる年齢を「新厄年」と設定

「新厄年」にあたる人数は多い
「新厄年」にあたる人数は多い

   「新厄年」は、エバーライフ(福岡市)が設立した「年齢研究所」が算出した。20~73歳の計75万8207人のレセプト(診療報酬明細書)データをもとに、7疾患(脳血管疾患、認知症、変形性膝関節症、骨粗鬆症、虚血性心疾患、糖尿病、がん)の性・年齢別発症率を積み上げ、発症率の高まるターニングポイントの年齢を「新厄年」と定めた。

   その「新厄年」(満年齢)は、男性24歳・37歳・50歳・63歳、女性25歳・39歳・52歳・63歳。従来の「厄年」(数え歳)では、男性の場合、働き盛りの30歳~50歳の間では、42歳(大厄)の1回とされていたが、「新厄年」では2回(37歳と50歳)来るのが特長だ。女性では、最後の厄年(本厄)は37歳だったのが、新厄年では52歳・63歳と後ろに伸びた形になっている。また、「新厄年」では、大厄が男女ともに63歳にずれこんでいる。同研究所が2012年9月に発表した。

   日本人の人口分布と照らし合わせると、「新厄年」にあたる人数は、今後20年間でみると、「2013年」が最も多いという。今年(2013年)を健康的に乗り切るには、「新厄年」を意識した対策も求められているのかもしれない。

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