2024年 3月 29日 (金)

日本の押印文化に革命!? 朱肉いらず、カードサイズの「スマート印鑑」

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   外出先で急な押印が必要になった時、印鑑を持ち歩いておらず、慌てて近場の店で購入したことがあるというビジネスパーソンは少なくないだろう。会社のデスクに同じ名字の印鑑が3つも4つも...という人もいるのではないだろうか。

   そんな人に向けて、デザインやウェブ制作のアンディ(東京都台東区)は2014年11月21日、「スマート印鑑」なる商品を発売した。「印影だけを持ち運べる世界最薄の印鑑」という触れ込みで、メディアにも取り上げられ話題沸騰中だ。

  • 「スマート印鑑」公式サイトより
    「スマート印鑑」公式サイトより
  • 「スマート印鑑」公式サイトより

公共機関などでの受理率が97.4%

   厚さ0.34ミリ、カードサイズで財布や名刺入れにも入るサイズの台紙に、印影が12個転写されているもの。印鑑を持ち歩いていなくても、これを携帯しておけば急な押印に対応できるというすぐれものだ。

   使い方は、印影を裏紙とともにミシン目で切り離し、裏紙を外して押印したい部分に半透明シートの印影を合わせ、上から親指で3~5秒間グリグリ押し付ける。半透明シートをはがして指でなじませれば完成だ。シールではなく転写インクが紙面に密着するため、段差がなく、鮮明でフラットな印影の仕上がりになる。

   アンディは14年5月、会社や役所・公共機関、保険会社などで198回の押印調査を行い、受理率は97.4%だったという。

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