2024年 5月 5日 (日)

2015年大ブーム必至? 欧米発の健康フード「ライスミルク」とは...

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   2014年は「熟成肉」「桃モッツァレラ」「塩レモン」など、さまざまな食のトレンドがみられた。

   そんな1年を経て、15年は「ライスミルク」なる飲料に熱視線が注がれている。欧米発の健康食品で、雑誌に「2015年ヒットする商品」としても取り上げられた注目株だ。

  • さまざまなライスミルク製品
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さらさらあっさり、後味にほのかな米の甘み

   「ライスミルク」とはその名の通り米から作られた、豆乳やアーモンドミルクのような植物性ミルクを指す。玄米を中心に、植物油・食塩・水などを原料とする。米をデザートに使うことが珍しくない、欧米の各国ではすでに定着していて、美容・健康のためだけでなく、大豆・乳・小麦アレルギーの人、ベジタリアンの人に親しまれている。

   牛乳や豆乳に比べてさらさらで、あっさりしていて飲みやすく、ほのかな米の甘味が後味に残る。炭水化物は多くなるが、低カロリー・低脂肪で食物繊維が豊富なこともあって健康志向の人にもってこいだ。

   情報誌「日経トレンディ」が14年11月3日に発表した「2015年ヒット予測ランキング」では、4位にこの「ライスミルク」がランクインし、注目の高まりを感じさせた。

「うまうま」「まずすぎ」好みは極端に分かれる

   日本ではまだあまり一般的ではないため、「お店で見たことないけど...」という人も少なくないだろうが、米国発の会員制量販店コストコ・ホールセールの各店など輸入食料品を扱っている店で購入できるようだ。Amazon.co.jpや楽天市場などのネットショップでも、「ライスミルク」で検索すると1パックから購入できる。

   海外のメーカーだけでなく、ケイ・エス・ティ・ワールド(福井市)が販売する「GEN-MY」という国産ライスミルクもあり、こちらはAmazonをはじめ、ナチュラルローソンや紀ノ国屋の一部店舗でも展開している。

   レシピサイト「クックパッド」には、ライスミルクが手作りできるレシピも紹介されている。最も簡単なものは米、水、塩、砂糖など材料を全てミキサーにかけるだけというもので、購入が難しいという人は試してみるのも手だ。

   気になる味はどうなのか。ツイッターで検索してみると、「うまうま お米本来の甘さってすごーい!!」「不思議な感じの味だった」「くっっそまず!まずすぎてわらった」などと書き込まれていて、好みは極端に分かれるようだ。

   あまり味が好みでなかったという人からは「牛乳切らしてる時に料理に使いたい」との声も上がっている。実際カフェオレやスイーツなどを作る際に使っている人もいるようで、「優しい甘さになる」との感想もあった。

   好き嫌いはあれど、健康に良く、使い勝手もいいライスミルク、今年は色々なところで見かけそうだ。

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