2018年 9月 20日 (木)

キリン「淡麗プラチナダブル」が1億本突破 ビール系「ゼロゼロ戦争」で発泡酒市場活況

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   近年の健康志向の高まりにより、ビール類でも機能系商品への注目が高まっている。2014年は、ビール各社が相次いで発売した「プリン体ゼロ、糖質ゼロ」を謳った発泡酒が好調で、年間の発泡酒市場の課税出荷数量は12年ぶりに前年を上回った。

   「食品産業新聞」が15年1月19日に発表した「2014年食品業界ヒット商品番付」では、東の横綱に「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」発泡酒が番付され、ビール類の動きを代表する商品として取り上げられている。

  • キリンビールの「淡麗プラチナダブル」
    キリンビールの「淡麗プラチナダブル」

「世界初の特許技術でプリン体だけを除去」

   キリンビール マーケティング部の植村昌史さんは、いわゆる「ゼロゼロ発泡酒」が人気の理由を、以下のように分析する。

「キリンビールの『淡麗プラチナダブル』とサッポロビールの『極ZERO』が市場を引っ張り、直接的にプリン体の摂取量を抑えたい人に飲用していただけたのはもちろんですが、それだけではなく全体的な世の中の健康意識の高まりからも、拡大傾向が続いているといえます」

   その勢いは2015年に入ってからもとどまらない。「淡麗プラチナダブル」の累計販売数量が、発売から4か月半が経過した15年 1月中旬までに1億本を突破した(350ミリリットル缶換算)。1億本達成のペースは「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」発泡酒の先駆者であるサッポロビールの「極ZERO」よりも早かったという。

「本当においしいビールを飲みたい人の事を考え、一番ビールに近い『糖質ゼロ、プリン体ゼロ』発泡酒を造ることができたのが、『淡麗プラチナダブル』が販売数量1億本を達成した理由ではないかと思います」(植村さん)

   「糖質ゼロ、プリン体ゼロ」発泡酒はどれも似たような商品のようにも見えるが、各社独自の製法で造られているという。

   「『淡麗プラチナダブル』は世界初の特許技術でプリン体だけを除去する製法で造られているのが特長です。淡麗ブランドならではの爽快なキレと飲みごたえを実現しました」と植村さん。

   飲んだ人からは「ゼロゼロは味気ないと思っていたが、飲んでみてびっくり」「プリン体、糖質ゼロだけどビールの味はそのまま」といった感想がキリンビールに寄せられているといい、「健康を意識するビール好き」の人に好評のようだ。

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