2024年 5月 6日 (月)

「変転の画家」の回顧展「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」

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   横浜美術館で2015年11月3日から、横浜ゆかりの「変転の画家」として知られる中島清之の回顧展「横浜発 おもしろい画家:中島清之―日本画の迷宮」を開催する。16年1月11日まで。

  • 《喝采》1973(昭和48)年、紙本着色・額、横浜美術館蔵(中島清之氏寄贈)
    《喝采》1973(昭和48)年、紙本着色・額、横浜美術館蔵(中島清之氏寄贈)
  • アトリエにて。71歳頃。
    アトリエにて。71歳頃。
  • 《花に寄る猫》1934(昭和9)年、紙本着色・額、個人蔵(大佛次郎旧蔵)
    《花に寄る猫》1934(昭和9)年、紙本着色・額、個人蔵(大佛次郎旧蔵)
  • 《緑扇》1975(昭和50)年、紙本着色・二曲屏風一双、横浜美術館蔵
    《緑扇》1975(昭和50)年、紙本着色・二曲屏風一双、横浜美術館蔵
  • 《喝采》1973(昭和48)年、紙本着色・額、横浜美術館蔵(中島清之氏寄贈)
  • アトリエにて。71歳頃。
  • 《花に寄る猫》1934(昭和9)年、紙本着色・額、個人蔵(大佛次郎旧蔵)
  • 《緑扇》1975(昭和50)年、紙本着色・二曲屏風一双、横浜美術館蔵

16年ぶりの回顧展

   1920年代から80年代まで活躍した日本画家。一見同じ画家とは思われないほど多彩な作品世界を展開したため、「変転の画家」と評されている。

   寺社建築や仏像、古典芸能などの伝統美を精緻な描写で追求する一方、モダンな都市の様相や現代風俗を軽妙洒脱に描き、時には抽象美術の手法も作品に採り入れることで、「いつも古いものと新しいものの反復作用を繰り返してきた」と、本人が語る通り、鍛錬された技術にしばられることなく、古典とモダニズムの間を自在に行き来し、それらを見事に統合させた。

   中島の16年ぶりの回顧展。画稿やスケッチを含む約130点を展観し、青年期から最晩年に至る画業をたどり、主題や技法への関心のありようとその変遷を探る構成内容となっている。大正から戦前・戦後の昭和という、社会や価値観が大きく変容する時代の中で、一見激しい作風の変化を示しながら、中島氏が貫いた思想や美意識がどういったものであったのかが、編年的な構成により掘り下げられる。

   入館料(当日券)は、一般1200円、大・高校生800円、中学生400円。

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