日本の大学生が作った映画が世界を「飛ぶ」 立命館大映像学部の作品、デルタ航空の機内上映ラインナップに

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   立命館大学映像学部の学生が制作した映画作品が、旅客運送数・旅客キロ数世界最大級のデルタ航空(アメリカ・ジョージア州)の機内上映プログラムにラインナップされることになった。

   大学生が作った映像作品が航空機内で放映されるという極めて珍しい契約だ。

  • デルタ空港各路線のエグゼクティブクラスで上映される
    デルタ空港各路線のエグゼクティブクラスで上映される

京福電鉄と人間模様を描いたオムニバス映画

   同学部では学生が制作した作品を世界最大級の映像見本市「香港フィルマート」に出展し、世界中から集まるバイヤーと販売交渉する取り組みを行っている。

   「嵐電の街、ひと模様」は、「映像制作論」という授業の一環で、数々の東映作品などで知られ同学部に講座を持つ映画監督、中島貞夫氏の指導のもと作られた作品で、京都で100年以上の歴史を持つ京福電鉄(嵐電)を軸に繰り広げられる人情劇を描いたオムニバス映画だ。これを香港フィルマートに出展した際、飛行機内で上映する映画を販売する香港のEncore Inflight Limited(アンコールインフライトリミテッド)のバイヤーの目に留まり、契約成立に至った。

   映画祭などで賞を受賞するほど評価された作品であるにも関わらず、劇場公開に至らずに埋もれてしまう映画は多い。アンコールインフライトリミテッドは、そんな埋もれてしまうには惜しい作品を旅客機に提供するという取り組みを続けてきた。

   今回の契約についてアンコールインフライトリミテッドは、フィルマートで会った映像学部関係者らの「作品の販売促進活動をサポートすることで学生の創造性を奨励し、映画に対するパッションを伝いようとする思い」に共感したという。

   アンコールインフライトリミテッドが各国航空会社との交渉を進めた結果、映画は2016年3月から17年2月までの1年間、デルタ空港各路線のエグゼクティブクラスで上映されることになった。

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