2024年 4月 26日 (金)

【超大胆予測!2019年はこうなる(3)】新丼貴浩が当てる 日本一早い?「セ・リーグ順位予想」

   2018年にリーグ3連覇を果たした広島東洋カープ。「セ・リーグMVP」丸佳浩選手の読売ジャイアンツへの移籍、新井貴浩選手の引退、カープで7年間プレーしたブラッド・エルドレッド選手の退団......。こうした戦力が抜ける中で、4連覇へのシナリオは――。

   新井貴浩さんのそっくりさんで、「1日の半分くらいはカープのことを考えている」という新丼(あらどん)貴浩さんに、2019年シーズン注目のカープ選手、そしてセ・リーグ順位予想をしてもらった。

  • 新丼(あらどん)貴浩さん
    新丼(あらどん)貴浩さん
  • 新丼(あらどん)貴浩さん

FA丸の穴を埋める選手は...

「カープは2019年も絶対強いですよ。4連覇はいけると思います」

   新丼さんは優勝メンバーの丸選手を除き、カープの大きな戦力ダウンはないとの見立てだ。丸選手が守っていたセンターは、昨年126試合に出場した俊足強肩の外野手、野間峻祥選手(25)がレギュラーを勝ち取ると予想する。そして野間選手が守ることが多かったレフトで、今季は熾烈なレギュラー争いが生まれると踏んでいる。

   候補のひとりが、下水流昂(しもずる・こう)選手(30)だ。18年7月20日、ジャイアンツのマシソン投手から延長10回裏にサヨナラホームランを打った。153キロのストレートをライトポール際の外野席に叩き込んだ、そのポテンシャルの高さを買っている。

   下水流選手と、打撃センスが光る西川龍馬選手(24)、今季25本塁打の外国人、サビエル・バティスタ選手(26)、「今年がラストチャンス」と背水の陣で挑む堂林翔太選手(27)、2012年ドラフト1位の高橋大樹選手(24)といった20代半ばの選手が争う展開を期待する。

   カープ4連覇を予想する新丼さん。取材した18年12月上旬は「各球団の補強が固まっていないため、未知数な部分もある」としたうえで、ほかの球団の順位も予想してもらった。

新加入選手多いジャイアンツだが...

   2位予想は、ジャイアンツだ。昨年97打点を稼いだ丸選手の加入で得点力アップを図るも、同84打点のケーシー・マギー選手が退団するため、劇的な戦力アップは望めないのではないかとみている。ほかに元西武ライオンズの炭谷銀仁朗捕手(31)、元オリックス・バファローズの中島宏之選手(36)、元米大リーグ、シアトル・マリナーズの岩隈久志投手(37)が加入するが、いずれも「空気を変えるための補強」との見立てだ。そういう意味では基礎戦力が磐石とはいえないが、原辰徳監督の就任で選手は奮起すると予想する。

   3位は、横浜DeNAベイスターズ。2017年に投手陣を牽引した左ピッチャーにけが人が続出した昨年は、3年ぶりにBクラス(4位)となった。濱口遥大投手(23)や今永昇太投手(25)ら左腕の先発、昨季「新人王」に輝いた東克樹投手(23)の活躍がカギを握る。一方で、打線には厚みがある。昨年38本塁打・89打点の筒香嘉智選手(27)、故障で一時離脱するも26本塁打・77打点のホセ・ロペス選手(35)、2年連続で打率3割以上、昨季28本塁打の宮崎敏郎選手(30)、5月に初出場ながら41本塁打で「本塁打王」に輝いたネフタリ・ソト選手(29)と、ホームランバッターが多い。

「2位」ヤクルトはベテラン中心

   一方で、東京ヤクルトスワローズ、阪神タイガース、中日ドラゴンズは「厳しいシーズンになる気がする」。18年シーズン2位のヤクルトだが、今季向けの大きな補強はなし。3度のトリプルスリーの偉業を達成した山田哲人選手(26)を除けば、打率3割以上を記録した青木宣親選手(36)と坂口智隆選手(34)、131打点で「打点王」に輝いたウラディミール・バレンティン選手(34)と活躍したのがベテランばかりだったのが気にかかるとして、4位とした。

   オリックスからFAで西勇輝投手が加入する阪神は5位、昨年5位で特に大きな補強もない中日は6位と予想した。

<新丼貴浩さんの2019年セ・リーグ順位予想>
1位「広島東洋カープ」
2位「読売ジャイアンツ」
3位「横浜DeNAベイスターズ」
4位「東京ヤクルトスワローズ」
5位「阪神タイガース」
6位「中日ドラゴンズ」

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