2019年 6月 25日 (火)

ラグビー五郎丸歩「W杯日本大会」語る 自国開催だからこそ気になる盲点

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   ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手(ヤマハ発動機)が2019年2月26日、笹川スポーツ財団(東京・港区)主催のイベント「スポーツアカデミー」に登壇、「ラグビーワールドカップ2019に向けて」と題したトークセッションを行った。

  • 多くのフラッシュを浴びながら、壇上を後にする五郎丸歩選手。右は元日本代表の増保輝則氏。左奥は衆議院議員の遠藤利明氏
    多くのフラッシュを浴びながら、壇上を後にする五郎丸歩選手。右は元日本代表の増保輝則氏。左奥は衆議院議員の遠藤利明氏

南ア戦勝利「『仙豆くれた』って思いました」

   同イベントは、五郎丸選手のほか、衆議院議員で元東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当大臣の遠藤利明氏、岩手県釜石市ラグビーワールドカップ2019推進本部事務局主幹の増田久士氏、そしてラグビー元日本代表で2019アンバサダーを務める増保輝則氏で行われた。

   トークセッションは、一般のファンも入場。現在では行っていない「五郎丸ポーズ」をせがまれ、照れ笑いを浮かべながらファンサービスに応じた。

   一方で、報道陣からは2019W杯日本大会への質問が飛んだ。2015年W杯、日本代表は当時の世界ランキング3位だった南アフリカと初戦を戦った。世界中のラグビーファンが「南ア勝利」と予想したものの、後半終了間際まで3点差の攻防を繰り広げた。

   終了間際、相手がペナルティーを犯した。日本29-32南ア。キッカーは五郎丸選手。PG(ペナルティーゴール=3点)を挙げれば同点という場面。しかも、五郎丸選手のキック精度をもってすれば、確実に同点を狙える位置だった。

   しかし、リーチマイケル主将以下が下した判断は「スクラム」だった。コーチングボックスのエディ・ジョーンズ前監督は激怒。それでも、選手には「自信があった」そうだ。

   五郎丸選手は、その時を振り返り、

「その前のプレーで日本代表が押し込まれた時、相手がPGを選択したんですね。『仙豆(せんず=漫画・ドラゴンボールのアイテムで、食べると一気に元気が回復する豆)くれた』って思いました。だって、実力差があれば(相手は)トライを狙ってくる場面でしたから。これは『イケる!』と感じました」

   そして劇的な逆転トライで34-32。うなだれる南ア選手を前に、ジャンプしながら抱き合う日本選手たち。スタジアムは「ジャパン! ジャパン!!」の大歓声に包まれた。

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