台風15号被害は伊豆大島、新島、式根島にも 「ボランティアに行きたい」各島の対応は

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   台風15号の影響で、東京の伊豆諸島でも大きな被害が出ている。東京都庁に電話取材したところ、特に大きな被害を受けたのは伊豆大島と新島・式根島だが、詳細はまだ明らかになっていない。

   SNS上では支援物資を送りたい、ボランティアに参加したいと考えている人も多いが、各島での受け入れ状況について都では把握していないという。J-CASTトレンドでは現在自治体・観光協会が発信している情報を中心にまとめた。

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断水、停電、ネット不通...来島予定者は再検討を

   伊豆大島では、大島観光協会が「大島へ観光等でご来島予定の皆さまへ」を発表している。これによると、13日現在、島内の一部地域では断水・停電が続いている。

   一部の観光施設・宿泊施設は台風の被害を受けているため、「十分なおもてなし」ができない恐れがあることに対し、理解を求めている。

   ボランティアについては、大島社会福祉協議会(社協)が島内在住の人に限って募集している。同社協は取材に対し、現在がれき等の撤去作業中で、使用できる車両の数に限りがあるため9月13日時点で島外からは募集していないと話した。

   ただ、今後別の作業をするときに、人員が必要になれば広く協力を求める可能性もある。

   その場合、協議会のフェイスブックページ上で告知するとの話だ。

   新島と式根島に関しては、新島村が12日にウェブサイト上に「来島客の皆さまへ」を掲載。両島への訪問を考えている人に対し、再検討を求める内容だ。キャンプ場を含め、すべての観光施設が現在閉鎖中だと伝えている。

   また、式根島観光協会はツイッター上で、ボランティア活動・義援金などは現在受け付けていないことを明らかにした。「募集が行われるようになりましたら、必ずご報告いたしますので、それまではお問合せをお控えいただけると幸いです」としている。

   なお、新島と式根島の一部地域では、インターネット、光回線が不通となっている(13日10時東京都発表)。

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