新型コロナ「接触確認アプリ」国民6割普及は遠く 「値引き」でアシストも

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   厚生労働省が2020年6月19日に配信開始した「新型コロナウイルス接触確認アプリ(以下、COCOA)」。スマートフォン(スマホ)の近接通信機能(ブルートゥース)を利用し、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができる。

   アプリの効果を十分に発揮するために、全国民の6割の普及が必要とも言われているが......。

  • 「COCOA」の画面
    「COCOA」の画面
  • 「COCOA」の画面

「スマホユーザーの6割も難しいのに・・・」

   厚労省のサイトによれば、6月22日17時現在でのダウンロード数は約326万件(iOS、Android両方の総数)となっている。仮に日本の人口を1億2000万人とした場合、国民の6割に普及させるためには約7000万件のダウンロード数が必要となる。

   アプリのリリースから日が浅いとはいえ、6割普及までの道のりは遠い。ツイッターでは、

「人口の6割でようやく効果ありですか...厳しいと思います」 「スマホユーザーの6割も難しいのに・・・」

   と、そのハードルの高さを指摘する声が挙がっている。このほか、ブルートゥースを使用することによるバッテリーの消耗や端末情報の漏えいなど、アプリをインストールすること自体への抵抗感を抱いているという声も多数見られた。現段階では全体的に、「6割普及」に否定的な意見を持つユーザーが多いようだ。

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