フル充電で約3日間暮らせる ホンダの電気自動車「Honda-e」が持つ防災機能
2020年09月01日20時00分
ホンダは、2020年10月30日に発売予定の電気自動車(EV)「Honda-e」を使った未来の生活を想像できるプロジェクト「『with』Project・Honda-e」を8月27日に開始した。
翌28日~30日にHondaウエルカムプラザ青山(東京都港区)で、プロジェクトの一環として「防災」をテーマにした「防災・with・Honda-e」の展示会を行った。
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Hondaウエルカムプラザ青山に展示された「Honda-e」
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「Honda-e」に蓄電した電力を様々な機器に利用できる
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車内コンセントから電気ケトルに給電している様子
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外部給電器を使い、実際に電子レンジと電気ケトルに給電している様子
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Hondaの「防災安心セット」の内容
災害で車内にとどまる際にバッテリーとして使用
会場内では、展示されている「Honda-e」を用いた様々な防災機能が紹介された。例えば、急な災害で車内にとどまる必要がある場合などにバッテリーの電力を使用できるよう、100Vのコンセントを車内に装備。パソコンやスマートフォンのほか、電気ケトルのような小型家電にダイレクトに接続可能となっている。
さらに外部給電器を用いて、人が集まる避難所のような場所でより多くの電力を利用することもできる。たとえば、同社の可搬型外部給電器「PowerExporter・9000」は100V×6、200V×1の計7つのコンセントを備え、同時出力が可能。スマホや小型家電はもちろん、200V出力でオフィス用エアコンや店舗用冷凍庫といった幅広い機器への電力供給に対応する。