2024年 4月 26日 (金)

■阪神ジュベナイルF「カス丸の競馬GI大予想」
 ソダシ、白毛初のGI制覇なるか

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のチャンピオンズカップは1番人気のクリソベリルがこけてしまい、当たらなかったじぇい。体調がよくなかったって言い訳だけど、本番に間に合うよう調整してほしいきゃすう。ザンネン! さて、今週はカス丸の一番大好きなレースだじぇい。阪神ジュベナイルフィリーズ(JF、2020年12月13日、阪神競馬場、芝1600メートル)。2歳牝馬のカワイ子ちゃんたちがナンバーワンを決める戦いきゃすう。出場する18頭ぜんぶを応援したいけど、予想もしなくちゃならないじぇい。いつも1番人気を本命◎にするガジュマル爺は、サトノレイナスを指名したきゃすう。

ソダシの強みと弱みは

   ガジュマル爺 このレースはクラシック1冠目の桜花賞の舞台と同じじゃ。阪神競馬場の向こう正面からスタートして、外回りコースをぐるっと回って最後の直線を走るワンターンコース(U字型)じゃな。直線が470メートル以上もあって、末脚の速い馬が勝ちやすい舞台なんじゃ。去年は逃げたレシステンシアが最後まで押し切って勝ったんじゃが、なかなか逃げ馬が勝つのは難しいレースでもあるんじゃ。過去、勝利した馬をみると、末脚のキレがあるディープインパクトの仔が多いんじゃ。今年18頭出場する中で、唯一ディープの仔がサトノレイナス、というわけじゃ。6月、東京競馬場のデビュー戦(芝1600メートル)で単勝1.4倍の断然人気を背負いながら、中団からあっさり抜け出して快勝。国枝栄厩舎、クリストフ・ルメール騎手といえば、あのアーモンドアイのコンビじゃから、アーモンドアイが引退したいま、その後継馬の期待がかかっておるんじゃな。2戦目のサフラン賞(中山芝1600メートル)では2着馬に0.2秒差をつけて2連勝と鋭い末脚をみせたわけじゃ。中山と阪神は最後に急坂があるということで似ておるから、コース適性も問題ないじゃろ。ただ、不安材料といえば、多頭数の競馬を経験しておらん点なんじゃが、絶好調のルメール騎手のことじゃから、うまく馬群をさばくじゃろ。

   カス丸 ディープの仔も心なしか少なくなってきたじぇい。頑張ってほしいきゃすう。穴狙いのカスヨ姉さんの本命◎はインフィナイトだじぇい。前走は2着に負けているきゃすう。大丈夫?

   カスヨ 心配ないわよ、カス丸。今回の舞台、阪神外回り1600メートルは2歳の牝馬にとっては、とっても過酷なコースなのね。1600メートルといっても、最後のコーナーから下り坂に入り、残り200メートルで急坂があるし、スピードだけじゃなく、スタミナもパワーも要求されるわね。そんな中でインフィナイトはデビューから2戦しかしてないんだけど、いずれも不良馬場だったわ。この経験が今回の舞台に生きてくると思うわ。前走のサウジアラビアロイヤルカップ(GIII、東京1600メートル)は牡馬に混じって唯一の牝馬だったんだけど、きちんと2着だったわ。キングストンボーイやダディーズビビッドといった上位人気に推された馬たちもその後条件戦をきちんと勝ち切っているから、レベルは高かったレースのはず。見どころがあるわね。

   カス丸 爺の対抗〇は1番人気が予想されるソダシだじぇい。ソダシは勝てそうきゃすう?

   ガジュマル爺 サラブレッドの色はいろいろなんじゃが、ふつう白っぽいのを芦毛(あしげ)というんじゃが、このソダシは真っ白なんじゃ。競走馬では非常に珍しい白毛じゃ。母は白毛のブチコ、オバアちゃんは同じ白毛のシラユキヒメというんじゃ。父は芦毛のGI馬、クロフネ。クロフネは2001年のNHKマイルカップ(GI 東京芝1600メートル)とジャパンカップダート(GI 東京ダート2100メートル=現チャンピオンズカップ )を勝った芝とダートの二刀流じゃった。ソダシもクロフネ似で体格はがっしりしていて一見、ダート馬に見えるんじゃが、2走前の札幌2歳ステークス(GIII、札幌1800メートル)では白毛馬初の芝重賞制覇。前走のアルテミスステークス(GIII、東京1600メートル)も2着馬に0.3秒差と楽勝じゃった。鞍上はデビュー以来、乗りなれた吉田隼人騎手じゃ。先行できるうえ、いい差し脚があるんじゃが、まあ不安点といえば折り合い面に若干心配があるのと、今の阪神競馬場は高速決着じゃから、速いタイムの決着になったときにどうなるかという点じゃな。

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