2024年 4月 26日 (金)

「生ジョッキ缶」まで転売 「酒類出品は違反か」メルカリ広報の答えは

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   「開けると泡があふれてくる」と話題の「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」。2021年4月6日にコンビニエンスストアで先行発売すると、瞬く間に人気が広がった。4月8日には「販売好調により商品供給が追い付かず、一時出荷停止」になった。

   ツイッターユーザーの中には、フリマアプリの「メルカリ」に生ジョッキ缶が出品されているのを見て驚き、違法なのではと受け止める人もいる。ビールなど「酒類」を出品しても問題はないのか。メルカリ(東京都港区)に取材し、考えを聞いた。

  • 「メルカリ」に出品された「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」
    「メルカリ」に出品された「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」
  • 「メルカリ」に出品された「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」

「自分で使う目的で買った」なら違反にならない

   メルカリ広報によると、酒類は「条件によっては問題なく出品できる」。判断基準とは以下の通りだ。

・違反
酒税法による酒類販売業の免許を受けずに、継続的に酒類を出品する行為

・違反にならない
出品者が自ら飲用する目的で購入した又は他者から譲り受けた酒類のうち、家庭で不要になった酒類

   つまり、「自分が飲むために購入したが、何らかの事情でそうできなくなった物」=「もともと、自分で使う目的で買った」物であれば出品してもよいという。

「例えば、『同一のユーザーが同じ商品を連続で10個出品する』など、初めから卸目的で購入したと考えられるときは、出品キャンセルや利用制限などの対応を取る場合があります。AI(人工知能)と人間の目、両方で判断しています」(広報担当者)
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