東京五輪「無観客」のはずが大混雑 国立競技場に沿道に...人だかりで感染不安

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   東京オリンピック・パラリンピック(東京五輪)は、東京や首都圏はじめほとんどの会場で無観客となっている。一般客は、選手の姿を見たくても会場に入れない。

   しかし、実際には東京五輪の空気に少しでも触れようと、多くの人が会場近くに押しかける事態になっている。新型コロナウイルスの感染対策措置として無観客にしたはずが、「密」状態が生み出されていた。

  • ブルーインパルスの予行練習が行われた21年7月21日、国立競技場周辺の様子
    ブルーインパルスの予行練習が行われた21年7月21日、国立競技場周辺の様子
  • 多くの人が集まり、写真を収めていたという
    多くの人が集まり、写真を収めていたという
  • ブルーインパルスの予行練習が行われた21年7月21日、国立競技場周辺の様子
  • 多くの人が集まり、写真を収めていたという

応援の自粛求めたが

   複数の報道によると、開会式が行われた2021年7月23日、会場となった国立競技場の周辺には日中から人だかりができた。日刊スポーツ(電子版)は同日配信の記事で、開会式が始まった夜20時頃には、会場の外には身動きが取れないほど人が密集したと報じている。

   24日には、自転車競技の男子ロードレースの試合があった。ゴール地点の静岡県・富士スピードウェイは観客を入れて実施されたが、東京都府中市のコース沿いなどでは、東京2020大会組織委員会が沿道からの応援の自粛を求めていた。それでも、都内のレースコースに大勢が押しかけ密状態に。翌25日の女子ロードレースの試合も、選手を一目見ようと沿道に多くの人が詰めかけたと報じられた。

   開会式を挟んでの4連休には、国立競技場付近にある「五輪マーク」のモニュメントで記念写真を撮ろうと、人だかりができていた。

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