2021年 12月 4日 (土)

■菊花賞「カス丸の競馬GI大予想」
ステラヴェローチェは最後の1冠とれるか

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。今週はいよいよ今年のクラシック3冠の最後、菊花賞(2021年10月24日、阪神競馬場、芝3000メートル)だじぇい。いつもは京都競馬場で行われるんだけど、京都がいま改造中だから阪神コースになるきゃすう。となると、コース形態も変わってくるし、これまでの傾向とは違ったレースになるじぇい。昔から「強い馬が勝つ」といわれてきた菊花賞だけど、今年もそれで通用するのか、いまいちわからないきゃすう。しかも皐月賞馬もダービー馬も欠場というなんだか寂しいメンバーになってしまったから余計に混沌としてるじぇい。どんぐりの背比べレースとなると、穴狙いのカスヨ姉さんの出番きゃすう。そのカスヨさんの本命◎はヴィクティファルスだじぇい。皐月賞もダービーもまったくいいところがなく終わってしまった馬だけど、本当に勝てるきゃすう?

阪神コースに最も適性があるのは

   カスヨ なんだか大荒れの匂いがするわね、今年は。ふふふ、こういうムードが私は好きなのよ。さて、その阪神コースなんだけど、春の阪神大賞典(GII)と同じコースを走ることになるわね。このレースを参考にするのが一番ということね。まず、コースは内回りコースを1.7周くらいすることになるわ。右回りコースの第2コーナーを過ぎたあたりからスタートしてぐるっと回って正面スタンド前のゴール板を通り、さらにもう一周走るわけね。このコースの特徴としては、全部で6つのコーナーを回るということ。つまり器用でないとダメということね。それと第3コーナー付近から下り坂になっていて、最後の一周の時にこのあたりから全馬がスピードをあげ始めるわけね。内回りだから最後の直線が350メートルほどと短いので、直線入口でいい位置取りをしたいわけよ。そして直線の最後のところで急坂があるというわけ。文章だけではわかりにくいんだけど、つまりこのコースはコーナーがたくさんあるから、器用さが大事なの。それに、第3コーナーから流れが速くなるので残り4ハロン(約800メートル)の長丁場の激流を走れるスタミナが大事。最後に急坂があるので、これを平気で駆け上がれるパワーが必要という以上3点セットが揃ってないと勝てないわけね。私の本命ヴィクティファルスはこれらをクリアできるわ。阪神大賞典で馬券になった馬を見ると、そのほとんどがノーザンダンサーという米の名種牡馬のクロスの血統(通常5代以内に父方、母方に同一馬が配合されていること)を持っているわ。今回出走する馬を調べたんだけど、8頭いたわね。もちろんヴィクティファルスもその1頭よ。ノーザンダンサーのクロス血統を持っていなくて、馬券になった馬も少数いるんだけど、その馬たちはトニービンかロベルトの血をもっていたのよね。ヴィクティファルスはハーツクライの仔だからトニービンの血も受け継いでいるのが強みね。長距離は血統を見ろ、とは昔から言われてきたことよ。だから血統的には万全なのよ。もう一つ、この馬の強みはね、春の共同通信杯で2着になっている点よ。1着だったエフフォーリアが後に皐月賞を勝利、3着がダービー馬シャフリヤールよ。つまり春のクラシック2戦ではいまいちだったけど、底力がある馬だということね。ハーツクライの仔は遅咲きが多いから、3歳秋くらいからいよいよ眠っていた力を発揮する傾向があることを考えるとここがチャンスというわけね。

   カス丸 ふーん、そんな計算通りにいくといいけど、競馬は走ってみないとわからない面も結構あるきゃすう。ガジュマル爺の本命は1番人気が予想されるステラヴェローチェだじぇい。

   ガジュマル爺 さっきカスヨが言ったように「菊花賞は強い馬が勝つ」とずっといわれてきたもんじゃ。これはわしにとっては、当たり前すぎて、何をのたもうておるんじゃと昔から思ってきたことなんじゃ。というのも、わしの予想はどんなレースであろうと、1番強い馬を選んできておるからじゃ。今年の菊花賞はステラヴェローチェしかおらんのじゃ。なぜなら、クラシック第1冠皐月賞で3着、第2冠ダービーでも3着。ところが今年はそれらの勝ち馬がそろって出走を回避じゃ。それであれば、実績十分なこの馬こそがGIのタイトルホルダーにふさわしいはずじゃ。しかも、前走の神戸新聞杯(GII、中京、2200メートル)ではそのダービー馬、シャフリヤール(4着)を置き去りにする快勝じゃった。不良馬場を味方に、上がり(最後の600メートル)35秒6の最速タイムをマークした脚は、本当にこの馬が一番強いということを感じさせるもんじゃった。新馬戦を勝って以降、すべて重賞でしかも掲示板(5着以内)を外していない堅実さも大いに魅力というもんじゃ。カスヨが血統の話をしておったが、ステラヴェローチェにノーザンダンサーのクロス血統はない。ないんじゃが、父バゴはフランスで大活躍した馬じゃ。凱旋門賞(GI、2400メートル)やパリ大賞典(GI、2000メートル)などGI5勝を挙げ、2005年にはジャパンカップ(GI、東京2400メートル、8着)にも出走したんじゃ。種牡馬になっても、初年度から菊花賞(2010年)を制したビッグウィーク、昨年の有馬記念(GI、中山2500メートル )と宝塚記念(GI、阪神2200メートル)を連覇したクロノジェネシスを輩出しておるんじゃ。血統的な裏付けなら、ステラヴェローチェも欧州馬のスタミナとパワーを十分に兼ね備えておるんじゃ。それにビッグウィークが勝った2010年も今年同様、皐月賞馬(ヴィクトワールピサ)もダービー馬(エイシンフラッシュ)も菊花賞には欠場という因縁めいたものもあるんじゃ。須貝尚介調教師、吉田隼人騎手のコンビは、先週の秋華賞で1番人気を裏切ったソダシと同じじゃ。その悔しさをバネに今週の菊花賞で雪辱を果たすはずじゃ。

   カス丸 確かに陣営の気合が他とは違うかもしれないきゃすう。カスヨさんの対抗〇はオーソクレースだじぇい。こちらも長距離には強そうきゃすう。

   カスヨ この馬も順調にきていれば、春のクラシックの1冠くらいはどこかで取っていてもおかしくなかったわね。去年暮れのホープフルステークス(GI、中山、2000メートル)で2着した後に骨折が判明し、春は戦線離脱でまったくレースに出られなかったわね。でも、やっと復帰して前走のセントライト記念では久しぶりのレースにもかかわらず3着と素質の高さを示したわ。母マリアライト、父エピファネイアということからすると、切れ味で勝負というより良い脚を長く使う方で勝負のタイプだから菊花賞には合ってるわね。それに母がエリザベス女王杯(GI、2200メートル)、父が菊花賞を勝っているし距離にも不安はないはずよ。しかも鞍上はルメールちゃん(クリストフ・ルメール騎手)だし、去年はアリストテレスであのコントレイルにぴったりくっついて2着、今年秋のGIでもスプリンターズステークス2着、秋華賞2着と確実に馬券内に持ってくる腕は天下一品のものよ。

   カス丸 ふむ、こちらも強そうだじぇい。爺の対抗〇はレッドジェネシスきゃすう。トライアルの神戸新聞杯でステラヴェローチェに次いで2着だった馬だじぇい。爺は神戸新聞杯組重視だけど、今年は不良馬場でのレースで、あんなに激走したらもろに反動が来そうな気がして心配きゃすう。大丈夫?

   ガジュマル爺 確かに前走の不良馬場は影響があるかもしれんが、調教をみておると元気いっぱいじゃから、それほど疲れは残っておらんじゃろ。ともかく、この馬は長距離レースにぴったしなんじゃ。ディープインパクトの仔で、血統的にはノーザンダンサーのクロスも持っておるし、なにより実際に阪神でゆきやなぎ賞(2400メートル)を勝っておるから適性はメンバー中でも上位じゃろ。急坂を2回駆け上がる経験をすでにしておるのは本当に強みというもんじゃ。

   カス丸 でも、神戸新聞杯に出たダービー馬、シャフリヤールは結局、ここに出てこないということは疲れが残っているんじゃないきゃすう? 一緒に走ったワンダフルタウンやキングストンボーイだって、出てこないのは疲れのせいだとみられるじぇい。ともかく、今年は何が勝つかわからないきゃすう。混戦だじぇい。一発狙ってる馬にはどんなのがいるきゃすう?

今すぐ無料会員に登録して、コメントを書き込もう!
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!