2024年 4月 24日 (水)

オミクロン株は「終わりの始まり」説 コロナとの戦い、もうすぐ終了の期待

人気店や企業から非公開の招待状をもらおう!レポハピ会員登録

結論付けるのはまだ早い

   一般誌では「週刊文春」の12月16日号が、「帰省OKでいいの? オミクロンはコロナ"終わりの始まり"か」という記事を掲載している。

   コロナのように、RNAをゲノムとするウイルスは変異を繰り返して進化する。原則として、感染が広がりやすい方向、感染力を高める方向に変異し、病原性は弱まる方向に変わるケースが多い。宿主の体力がある程度維持され、行動してくれた方が、ウイルスが広がりやすいからで、次第に風邪のウイルスのように変化するのが原則だ――という趣旨の専門家の見方を紹介している。

   同誌は、「コロナもその過程にあるとすれば、コロナとの戦いは"終わりの始まり"に差し掛かっているのかもしれない」と期待感を込める。

   もちろん、同時にオミクロン株については「全貌が見えてくるまでにはもう少し時間を要する」「まだ予断を許さない」という専門家の慎重な見方も伝えている。

   読売新聞は9日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長が記者会見で、オミクロン株の症状は「デルタ株より軽いとするいくつかの証拠はあるが、結論づけるのは早すぎる」と語ったと紹介。さらに、WHOの専門家は「感染力が強くなるほど病気(の症状)は軽くなるとの思い込みがあるが、それは都市伝説だ」と述べ、感染対策を怠らないよう呼びかけたことを報じている。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!