2024年 4月 25日 (木)

大量の硬貨を無料で交換できる ネット上にマッチングツール続々

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   ゆうちょ銀行など複数金融機関では、硬貨の預け入れなどに手数料が発生するようになった。貯金や仕事でたまった大量の硬貨をどう処理するか、インターネット上ではたびたび話題となる。

   反対に、飲食店などでは紙幣を硬貨に交換したいパターンも存在するだろう。それぞれの課題を解決するため、インターネット上では「マッチング」できるツールが複数立ち上がっている。

  • 余った硬貨 マッチングで両替相手見つけられたら(画像はイメージ)
    余った硬貨 マッチングで両替相手見つけられたら(画像はイメージ)
  • 「小銭マッチングサイト(おためし版)」の利用イメージ
    「小銭マッチングサイト(おためし版)」の利用イメージ
  • Discord上で「大阪両替組合(仮)」が活用されている様子
    Discord上で「大阪両替組合(仮)」が活用されている様子
  • 余った硬貨 マッチングで両替相手見つけられたら(画像はイメージ)
  • 「小銭マッチングサイト(おためし版)」の利用イメージ
  • Discord上で「大阪両替組合(仮)」が活用されている様子

「SharePoint」を活用して

   システムエンジニア歴5年以上というツイッターユーザーの「カレドニアエンジニア」さんは2022年1月に、「小銭マッチングサイト(おためし版)」を立ち上げた。小銭が欲しい人と、紙幣が欲しい人をつなぐサイトだ。文書などを共有できる、米マイクロソフトのツール「SharePoint」上で稼働している。

   カレドニアエンジニアさんに取材した。利用の手数料はゼロだという。2月1日時点で、利用者はまだいない。カレドニアエンジニアさん宛てにツイッター上でダイレクトメッセージを送ることで「マッチングサイト」の参加を受け付けるが、今後は専用の登録フォームを用意する予定だ。

   「マッチングサイト」には「お試し小銭両替依頼板」という項目がある。利用者はそこに両替の用途、地域、店舗名や、欲しい硬貨の枚数などを入力、「依頼」を出す。他の利用者は両替対応できそうな「依頼」を見つけたら、コメント機能で依頼者と連絡をとる。具体的な両替のやりとりは基本的に当人同士に任せる方針だ。

   「銀行ATMでの両替に手数料がかかるのがもったいないな、お賽銭の両替大変そうだな、とニュースを見てふと思いつき設立しました」。マイクロソフトのソフトに関する勉強も兼ねているとのこと。今後、個人間や個人と施設間、施設同士で活用されればサイトとして成長していくのではないかと考えている。

「特に、お賽銭や投げ銭などの伝統的な文化が廃れないといいな、という想いで設立しているので、神社やイベント・パフォーマーの方々と提携していけたら幸いです」
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