2024年 5月 4日 (土)

■日本ダービー「カス丸の競馬GI大予想」
イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガ勝利は?

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週のオークスはメチャクチャだったじぇい。スタート時刻寸前でサウンドビバーチェが放馬して、スタートが15分遅れたきゃすう。遅れるのは仕方ないかもしれないけど、時間がかかりすぎだじぇい。放馬した馬はもうコースを半分ほど走っているわけだから、いまさらまともに競争できるわけでもなく、馬体検査する前に除外して処置をスムーズにすべききゃすう。他の馬たちはあんなに待たされて、まともな競馬ができないじぇい。JRAには真剣に考えてほしいきゃすう。それに放馬した馬は他の馬に蹴られたというのだけど、ふつう蹴り癖のある馬は尻尾に飾りをつけてるから、周りは注意してるじぇい。近すぎないようしてるはずなのに、なぜ蹴られたのか。まったく理解できないきゃすう。今年3歳の馬は無観客でのレースが多いから3万人もの観客が入ったスタンドは初体験でびっくりしたかもしれないし、テレビで見ていたら格闘技の試合みたいにがなり立てる声が聞こえたから、それに興奮したかもしれないじぇい。いずれにしても、JRA(日本中央競馬会)は前から批判されてるけど、レース会場での音をなんとかしろと言いたいきゃすう。馬は繊細な動物。欧州の競馬を見てみろと言いたいじぇい。いつスタートしたのか、わからないくらい静かきゃすう。ニンゲン様の中にはお祭り騒ぎで大声出すのがいるけど、競馬場でのエチケットくらい守ってほしいじぇい。今週は3歳チャンピオンを決める競馬の祭典、日本ダービー(2022年5月29日、東京競馬場、芝2400メートル)きゃすう。オークスの倍以上の7万人の観客を入れるそうだじぇい。ただでさえニンゲン様の数に驚くだろうに、ここで大きな声でも出して騒がれたら、レースがメチャクチャになるきゃすう。いくらお祭りだからといっても、会場に行く人には紳士淑女としてふるまってほしいじぇい。

イクイノックスは大外18番枠

   ガジュマル爺 カス丸の言うとおりじゃ。昔から競馬を見てきたわしに言わせれば、あのファンファーレも余計なんじゃよ。誰かが調べたらしいんじゃが、JRAにはいつ始めたか記録がないそうじゃ。しかも、あのうるさい音は日本だけということじゃ。わしらイヌ族には、理解不能じゃよ。ニンゲン様のやることは。なんでもお祭りにしたいんじゃ。馬のことは誰も考えておらんのじゃ、まったく。さて、そろそろ予想といくかのお、カス丸。

   カス丸 この話はしだすときりがないんだけど、ともかくJRAには善処してもらいたいきゃすう。競馬はウマ中心のレースだってことだじぇい。だってウマがいなけりゃ、始まらないんだきゃすう。さて、ガジュマル爺の本命◎はイクイノックスだじぇい。皐月賞2着馬きゃすう。最後の末脚は見事だったじぇい。でも大外枠に入って大丈夫きゃすう?

   ガジュマル爺 そうなんじゃよ。もうちょっと内に入れなかったもんかのう。イクイノックスは3戦2勝。前走の皐月賞(GI、中山2000メートル)は昨秋のGII東京スポーツ杯2歳ステークス(東京1800メートル)の優勝から、5か月もの休み明けをものともせず、2着を確保したんじゃ。直線で勝ったジオグリフより先に抜け出すと鋭く伸びてきたが、最後交わされたところがゴール。中団から押し上げていって4コーナーでは3番手につけるレース運びは、直線の短い中山コースで勝ちにいった仕掛けじゃった。そこで脚を使わされてしもうたんじゃな。直線の長い東京コース(525.9メートル)であれば、もっと脚をためられる。東スポ杯2歳Sで見せた上がり(最後の600メートル)32秒9の脚をもってすれば、豪快に差し切れるはずじゃ。父のキタサンブラックは2015年の菊花賞や16年と17年の天皇賞・春を連覇するなど、長距離GIでは無類の強さを発揮。母は2015年のマーメイドステークス(GIII、阪神2000メートル)勝ちのあるシャトーブランシュで、血統から距離は心配ないわい。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は先週のGI、オークスでスターズオンアースを牝馬2冠に導いて勢いづいておる。1枠が有利とされるダービーじゃが、実力が発揮できる東京2400メートルの舞台で、デビュー当時から「最強」の呼び声が高かったこの馬が頂点に立つはずじゃ。

   カス丸 無視できない一頭きゃすう。さて絶不調のカスヨ姉さんだけど、得意のダービーで一発を狙いたいじぇい。本命◎は2歳チャンピオンのドウデュースきゃすう。これはカスヨさんにしちゃ、当てに来た選択だじぇい。

   カスヨ ダービーはともかく当てないとね。ダービーのコースはオークスと同じよ。先週言ったように、途中のラップはオークスよりやや速いけど基本は同じ。レース途中はうまく折り合い、できれば直線手前で馬群中団より前にいて、最後の末脚勝負で切れる脚を見せた馬が強いわね。だから、ドウデュースなのよ。前走の皐月賞では珍しく豊ちゃん(武豊騎手)がペースを読み切れずに3着ともったいないレースになってしまったわ。でも、ペースが流れなくて差し追い込み馬には厳しい展開になりながらも、メンバー中上がり最速の33秒8と2歳チャンピオンの実力を示すことができたのは救いね。長い直線の東京コースはプラス材料になるわ。また、この馬は折り合い面に不安がないところも大きなアドバンテージになるわよ。日本ダービー5勝のレジェンド武豊騎手が6勝目の戴冠に導くわ。

   カス丸 こちらもマークが必要きゃすう。爺の対抗〇はそのドウデュースで、カスヨさんはダノンベルーガだじぇい。皐月賞4着で、ダービー向きと言われていたきゃすう。

   カスヨ ダノンベルーガは新馬戦(2000メートル)、共同通信杯(GIII、1800メートル)と東京コースで2連勝。皐月賞をジオグリフが勝ったことから、今年の共同通信杯はレベルが高かった一戦と考えられるわ。皐月賞も時計のかかる馬場になっていたインを通って4着となったんだけど、1枠1番という枠順を考えると決して悲観する内容じゃなかったわ。もとより目標は日本ダービーとしていたんだから、今回のほうがコース実績もあって期待できるわね。

   カス丸 ダービーだから、3番手の単穴▲まで詳しくやっていくじぇい。爺は弥生賞馬のアスクビクターモア、カスヨさんは伏兵セイウンハーデスきゃすう。

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