2024年 4月 19日 (金)

インバウンド再び...海外から観光客よ来い 日本は「観光の魅力度」トップ

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7割は東アジアから

   日本を訪れる外国人観光客は増え続け、2019年には約3200万人に達していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大で急減。政府の水際対策もあり、21年には約25万人まで落ち込んだ。

   コロナの逓減傾向が続く中で、政府は水際対策の緩和を決め、6月10日からは、団体ツアーに限って外国人観光客の受け入れが再開される。産経新聞によると、添乗員付きのパッケージツアーで、検疫措置の分類として感染リスクが最も低い「青」区分の国・地域が対象だ。「青」区分は5月26日時点で米国や英国、中国、韓国など98の国・地域。

   政府資料によると、日本を訪れる外国人観光客の約7割は、中国、台湾、韓国、香港から。特に中国人の「爆買い」による日本製品の大量購入が、関係業界を支えてきた。

   テレビ朝日によると、現在、国際線の受け入れは成田や羽田など、5つの空港に限られているが、岸田首相は「6月中に新千歳空港と那覇空港でも再開できるよう準備を進めていく」ことを明らかにしている。

   門戸開放が進んでいるが、現状ではまだ入国者の上限が1日2万人に抑えられ、団体旅行のみ。自由旅行はいつ認められるのか、中国のコロナ鎮静化がいつになるのかなど不透明な部分も多い。

   産経新聞の取材に、日本旅行業協会の高橋広行会長(JTB会長)は、「段階を追ってのさらなる緩和に期待したい」と話している。

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